みをつくし料理帖を読んで

 

今年は珍しく読書にハマっている。
買うのは主に、映像化された原作ものだけど・・(笑)

その中で、何気なく読み始めた「みをつくし料理帖」
江戸時代、天涯孤独の大坂の女料理人の話で、料理の描写の細やかさや、登場人物の魅力、大坂と江戸の風習や地域性の違いも面白くて、一気に10巻読み通してしまった。

それ以来、お料理熱が盛り上がっている。
物語の中では、江戸時代に存在した調味料や、旬の食材が使われていて、その素朴さもいい。
「出汁をひく」ということも忘れていたワタシにはいい教科書になる。

物語に出てくる料理は、全て原作者が作って納得してから載せているもので、
巻末にレシピまで紹介されている。

その物語にハマっていた頃、「鯖の味噌煮」を生臭くないように作るには?
というのを朝の番組でやっていた。
出勤時間も忘れて思わずガッツリ見ていたら、良いヒントがあった。

それは塩の使い方。

鯖の切り身に塩をするんだけど、時間は10分。
10分以内だと切り身に塩が染み込まず、臭みを取り除く効果があるというのが目からウロコだった。

アタシはこれを応用して、カレイの煮付けを作ったんだけど、めっちゃ美味しくできたのだ♪
薄味だけどカレイの旨味が出ていて、子持ちの切り身2切れを一気に完食してしまった。

やっぱり和食はイイ。

・・なんて話を事務所でしていたら、
きさ「魚はさっと水洗いするだけで生臭さはとれるよ」

それ以来、実践してみたら冷凍のお魚も生臭くない!
※ちなみに・・冷凍のお魚は冷蔵庫で解凍してから洗いましょう(笑)

でも、最近の魚焼きグリルはトレーにお水は必要なし、焼くのもタイマー付きで便利みたいだけど、
焼き上がりはパサパサ、カチカチでぜーんぜん美味しくない!
だから魚焼きグリルで使うプレートを買ってみた。

これは陶器のプレートで、冷凍の塩サバもふっくらジューシーに焼きあがる!
これよこれ!アタシが求めていた塩サバ♪

調理器具もだけど、お料理もシンプルが一番だと実感する・・お年頃?(笑)

たまにはちゃんと出汁をひいてみよう♪

りこ@Ge3
#お料理マッシグラ
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