亀岡から篠山城に向かっている途中、
３７２号線を走っていると「カントリーハウス」という木の看板を見かけた。
気になって戻り、案内通り入っていくと、、お蕎麦屋さんめっけ！
時間は午後１時前くらい、
満員で３組ほど待っていたので順番待ちの名簿に記入し、周囲を散策してみた。
お蕎麦屋さんのお隣にはカントリーハウスというカフェもあり、
ワタシが見た看板はこのカフェのものだった。
アメリカンダイナーという雰囲気でなにやら楽しげなカフェ。
程なくしてお蕎麦屋さんの店内に案内され、注文したのは天ざる。
一口目にふわっとお蕎麦の香りがした。
ツルッと流し込んで喉越しを楽しむのではなく、
しっかり噛んで味わいながらいただきたいお蕎麦だった。
ご主人が毎日朝から打っている二八蕎麦とのことだったけれど、
つなぎには篠山の特産品である山の芋を使っているそう。
素朴で腰が強く、食べごたえのあるお蕎麦だ。
薬味は大根おろしと葱。
蕎麦つゆはお出しの香りもよく、お野菜の天ぷらの甘味もよく分かる。
でも、このお蕎麦はお塩でも食べてみたい！
ちょっと驚いたのは、この量でお腹が一杯になってしまったこと。
カントリーハウスにはもう行けない（泣）
地産地消はやはりエネルギーが高いのか・・
などと考えていると、お向かいのご夫婦がお店の建物について店員さんとお話していた。
なんでも、このお店は１００年以上経つ古民家で屋根は茅葺き。
店内にある家具や設えはほぼその当時のままだそう。
ただ、ワタシが座っていた掘りごたつ式の大きなテーブルがある部分は、
土間を板敷きにリフォームしたらしい。
なるほど、流しらしきものが残っている。
また、茅葺屋根の家では蚕を天井から吊るして飼育し、絹糸を作っていたらしく、
糸巻き機も置かれていた。
それでか・・この日は今までの暑さが落ち着いていたとは言え、３０℃超えだ。
でも、このお店はエアコンが無いのにとっても涼しい。
時折、ひんやりとした風が吹き抜けていく。
・・・気がつけば、お客は私一人になっていた（汗）
どうやらお蕎麦が完売して早めの店じまいらしい。
う〜〜、もっと居たかったぞーー
うん、ドライブにはちょうどいい距離だし、また来よう♪
カントリーハウスもその時までとっておこう。
さて、帰りはアリュー＠Ge3オススメのカフェ mannnaに寄ろうっと。
カフェ編につづく・・
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