EXHIBITIONISM-ザ・ローリング・ストーンズ展より
昨年の秋、あることがキッカケで自分がスッカラカンの空っぽになってしまった。
まるで生きている気がしない毎日・・
そんな時、「メモリアルピンバッジ付き」という言葉に惹かれて、
ふらふらとイベントのチケットを購入してしまった。
しかし・・期待の「メモリアルピンバッジ」は現地イベント会場で引き換えという、
ちょっと考えれば普通はわかりそうな結末(笑)
で、思い切って東京のイベント会場まで1泊2日の一人旅!
『EXHIBITIONISM-ザ・ローリング・ストーンズ展』(絶賛会期延長中)
行ってよかったーー!!ホント、良かった。
帰ってきてから何回も反芻してしまうくらい良かった(笑)
単なる展示イベントではなく、回顧展でもない、不思議な空間だった。
コンテンツは映像や写真に始まり、楽器や衣装、アート作品の展示と、
基本的には時系列に沿った展開になっている。
特に斬新に感じる展示形式ではないのだけれど、全てにまったく古臭さを感じない。
結成当初から、どのシーンを切り取ってもカッコいいのだ。
1962年当時の彼らが、今の時代に居たとしても違和感がないくらいに。
その答えが今回のストーンズ展のホームページにあった、鮎川誠さんのコメントだ。
『ロックは古いとか新しいとか世代がどうとか、とか。そういう世間のレベルと違うところで
ロックジェネレーションちゅうのは本当にひとつなんです。
同じ時代を生きたとかいう共有意識を超えたものなんです。』(一部抜粋)
きっと、こういうコトが、耳や目からだけじゃなく、肌感覚で伝わってきていたんだ。
展示品にはその時代の彼らの欠片が残っているようで、
それが会場の空気に溶け込んで、彼らと時間を共有していたみたいな錯覚すらしてしまう。
すごくおっきな存在なのに、まるで街の小さなライブハウスに出ているバンドマンみたいに、
身近にすら感じてしまう。
結局4時間くらい、腰が痛くなるほどストーンズに浸った(笑)
ようやく会場を出て歩き始めると、空っぽだったワタシの中に、ころんとロックが落ちてきた。
若い時とはまた違う、歳を重ねたロック魂(笑)
うん、いいかも。
JR五反田駅からちょっと歩いた。阪神間で言うと43号線沿いにあるという感じの会場。
会期延長されたのでまだ間に合う!
でっかいLips and Tongueがお出迎え。盛り上がるなぁ(笑)
共同生活していた頃のキッチンまで再現。
「あんたら、ええかげんにしぃや!全部捨てるで、もう!」って言いたい(笑)
寝室も再現。ワタシ的に世界共通と思われる、男子の部屋の景色(笑)
衣装も初期の頃から保管してある。1点ずつスケッチしたかった!
※【Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展】220秒トレイラーへ。
各パートごとに聴き分けられるコーナー。8枚のアルバムから各1曲ずつチョイスしてある。
各パートの強弱をどのようにつけるかで曲のイメージを決めているんだなってわかる。
このコーナーだけは順番待ちの覚悟が必要(汗)
バックステージの展示コーナー。ここから最後の3Dライブ会場へ行ける。
3D映像ちょっと笑える。
戦利品(笑)このピンバッジセットが欲しかったの。見てニヤける(笑)
ピンバッジ付き入場チケットはまだ残っているみたい。
絵柄が気に入って買ったトートとExhibitionismの図録。
このトートは図録持ち帰り用に最適な大きさだった。
いだなおこ
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