飲み会などで高確率で振られる話題。
「なゆちゃん、彼氏はいるの?」
どうして大昔から人は恋愛トークをしたがるのだろうか。
私は他人の恋愛事情にあまり興味がないから、
恋人がいようといまいと自分のことも根掘り葉掘り聞かれたくない。
だけど多くの人は自分の話を聞いてほしいし、人の話も聞きたいらしい。
それに私は「恋愛に性別は関係ない!」と思っているので、
当然のごとく相手を異性に限定されることにも少しモヤっとする。
けれどきっとそれは「好きになる相手は異性だけ」ということに
違和感を覚えたことのある人間しか気にならないことなのだろう。
人は自分自身で経験しないとわからないことがたくさんあるから、それは仕方のないことだと思う。
「他人に対して恋愛感情をまったく抱かない」という人もいるけれど、
当たり前に恋愛をしてきた人の多くは、そういう可能性を考えもしないのかもしれない。
世の中にはいろいろな人がいる。
それはもちろん性的指向だけでなく、外見、性格、好き/嫌いなもの、
生き方、価値観や立ち振る舞いに至るまで、本当に人それぞれ。
何が、誰が、正しい、間違っている、ということはきっとないのだろう。
だから、想像力を働かせるということはとても重要だ。
冒頭の話に戻ると、「彼氏はいるの?」ではなく「付き合っている人はいるの?」と、
ほんの少し言葉を変えて聞かれるだけでも、
私は気持ちが違ってくる(それでもできれば聞かないでほしいが(苦笑))。
でもそれを多くの人に求めるのは難しいことだと思う。
けれど、一人一人がいろんな可能性を想像できれば、
言葉の掛け方やものの見方も変わってくるのではないか。
そうすればみんながもっと生きやすい世界になっていくのではないだろうか?
・・・と、偉そうにここまで書き綴ったわけですが・・・
自分も含めて一人一人がもっと想像力を働かせられるようになるといいよねって話なのでした。^_^
なゆ@Ge3