音楽に触れる様な感覚

」を使うようになった頃から、大方のレコードには、音楽が完全に保存されているのではないかと思うようになってきた。レコードの溝には、想像をはるかに超える多くの情報が入っているのではないか、音楽情報以外も入っているのかも知れない。さらに「豆」に「雷智9・3」を加えた時は、スピーカーからスッと音の波がやってきて、体に触って後ろに流れて行った。クラシックコンサートで音が漂うという感覚に似ていた。昔にも同じ経験をしていて、何か条件が揃うと、音に触れる様な感覚が起こるのかも知れない。

は、レコードプレーヤー・カートリッジの上部(写真)、トーンアームの軸受け上部、CDプレーヤーの上ふた中央、プリアンプの上ふた、パワーアンプの上ふた、スピーカーバッフル面に使っています。雷智9・3はレコードプレーヤー、CDプレーヤー、lプリアンプ、パワーアンプの電源ケーブルに使っています。断断断は、レコードプレーヤー・カートリッジにつける予定です。

Ge3で常態化できないものか。

Ge3内では「断断断」が、今後有効な方法なのではと話している。

私は主にレコードを聴いているが、この音の触感は明らかにアナログの方がデジタルに比べて多いようだ。 レコード>CD>PCオーディオ、私見ではこんな順番だ。

私のオーディオ調整は、物理的な振動による歪みや電源に乗ってくるデジタルノイズ、Ge3的にはマイナス情報から音楽信号を守るようにしてきた。そこに「」と「雷智9・3」「断断断」が加わったところで何かが起き始めている。オーディオの音は生音に比べてホログラフィックと言うか、半透明の演奏者がそこにいて、その演奏家には厚みがなく背景の壁が透けて見える。今まではそれで十分だったし、上手くいっていると思っていたくらいだ。それがこのところホログラフィックな体に血肉が付いて人の様な厚みがある。音は密度を生音に近づいて行く。これは、レコードで再生された音楽の持つパワーが、指数関数的に増大されるように感じた。オーディオは、やりようで、まだまだ可能性がある。

オーディオの考え方が変わる瞬間だった。