投稿者:街の中の別荘人@愛知さん
製品名:超銀蛇F(シールド) (SORA) (販売終了)
街の中の別荘人@愛知さんのシステム情報
(1)デジタルシステム:エソテリックP2–D2–新井ライントランスーー金田式プリーーメイン–JBL4345
*CD・・・三村奈々恵(マリンバ)、カラヤン(シエラザード)、カラヤン(ブラームス交響曲#4)、ポール・デスモンド(テイクテン)、宇野攻芳(幻のコンサート みたび)
(2)アナログシステム:
(A)光悦メノウ(初代)ーーSME3012–新井ステップUPトランスーー新井式プリ+新井式6336OTLアンプーーJBL4345
(B)EMT TSD15–光悦アームーー新井ステップUPトランス以降は(A)に同じ
*LP・・・カラヤン(春の祭典)、マルケビッチ(シエエラザード)、アカデミー(王宮の花火の音楽)、カラヤン・プライス(アベマリア)、バルバラ(BOBINO1967)、グールド(ヘンデル、ハープシコード組曲第一集(CD&LP))
(1)これまでも銀蛇、超銀蛇(販売終了)と使用してきたが、RCAのコレクトチャック部に不安があった。
「SORA」になってL/Rが一体化され、且つフレキシブルになって不安がなくなったことは安心感増につながり良かった。
(2)音質は、設計的には超銀蛇の延長にあると思われるが、試聴品は最初は意外にもモコモコしたような、少し音の見通しがくすんだように感じた。
聞き込んでゆくと(15H超位から)、曇りが晴れてきて濁りのない素晴らしい音になった。
*シエエラザード最終楽章のドラの風圧が確り感じることができた。
*グールドの息遣いが実にリアルに再生できた。
(3)グールドではLP、CDで同一音源を再生したが、私の装置では依然としてLPのほうが良い音で再生された。(但し、ハム音の除去が課題として残るが)
更に、幸か不幸か、今回の試聴によって、「光悦」と「TSD15」の音の違いが非常に明確になり、長年最高のカートリッジとして愛用してきた「光悦メノウ」を手放す事を決心してしまった。
—約2週間後—
試聴時間が20時間を超えた位から音の”くもり”のようなものが消えて、既に”こなれた”音になっている「N化」に比べても、よりクリア且つ奥行き感のある音に聴こえるようになってきました。
(聞き比べのCDにしている、カラヤンのシエエラザード、最終章のシュバルベのバイオリンが目前に見えるような微妙な音色が出てきました)