【地球独楽・弐】これだけ変わるのかとビックリ

地球独楽・弐

投稿者:カライ@愛知さん
製品名:地球独楽・弐(販売終了)茅蜩・鼓粒


カライ@愛知さんのCar情報

2017年式/ボルボ V40 D4/ディーゼル2000cc


《 1.「地球独楽・弐」単体 》

1日目(4月7日)
「地球独楽・弐」を取り付け。
フロントはサブフレーム上部に、リヤはスペアタイヤ収納部の後方水平部に貼り付け。

地球独楽・弐

地球独楽・弐

すぐ試乗
えっ!突き上げがひどい。
スポーツサスペンションに交換直後と同等以上の突き上げ。
(1500km走行後は少しマシなってきた乗り心地が元に戻ってしまった)
ビックリ!

段差でボディーに響く『ドスン・ドスン』という突き上げが出てきた。
腹に響く。(これはちとツラい)
路面のザラザラがダイレクトに感じるようになり、ハンドルにも不快な微振動が伝わってきている。
明らかに車全体が足回りも含め硬くなってる。
(明らかに「地球独楽・弐」が作用しているようだが、希望とは逆の方向性になってしまった)

2日目
やはり突き上げは改善されず。
ただ、往復50kmのドライブの帰り道に和らいだような感じがした。
(感覚が慣れてきてしまったのか?)

3日目、4日目、5日目
1日目と同様な感じ。
2日目はやはり慣れだったようだ。
荒れた道を走るのがツラい。
(取付後500km走行)


《 2.「地球独楽・弐」に「茅蜩・鼓粒」を追加 》

6日目(4月12日)
本日はメインの目的の「茅蜩・鼓粒」を前後左右4ヶ所に各1個ずつ取り付け。
ディーラーにリアの内装のはずし方を教えてもらい(防音材は剥がせない)悪戦苦闘の末どうにか取り外し完了。
フロントはタワーバー根元、リヤは手が入りづらく防音材の裏から手探りでダンパーの中心から後方10cm程の所にエポキシで接着。
(手が届かなく真上には施工出来なかった)

茅蜩・鼓粒

茅蜩・鼓粒

2時間後に硬化を確認して10kmのプチ試乗。

ん?路面のザラザラ感がマイルドに。
ハンドルの微振動がやわらいでる。
突き上げはあるものの、質が違う。
腹が揺さぶられるが軽い。
多分突き上げの大きさは変わらないんだろうけど、波形が三角から楕円になった感じ。
(取付けの悪戦苦闘からくる期待が感覚を狂わせてるんだろうか?笑)
明日、先入観を出来るだけ排除して乗ってみることに。

7日目(4月13日)
往復180kmのドライブ。(内120kmは高速道路)
感覚の狂いではなかった。
明らかに角が取れてる。
体が直線的に揺さぶられていたのが弧を描く様になった感じ。
結果、振動幅は同じでも体感が違い、乗り心地が良くなっている。

8日目(4月14日)
調子に乗ってまた往復150kmのドライブ。(内120kmは高速道路)
やはり昨日と同じ、運転が楽しい。

9日目(4月15日)
今日は市街地を50kmのドライブ。
荒れた路面での走行でも『ドスン・ドスン』から『ンゴッ・ンゴッ』に。
路面の『ザラザラ』は『ジャー』に。

作用のメカニズムは判らないので不思議な気持ち。

10、11日目
昨日までと同様な乗り心地だが、段差の角がさらに取れてる。

どうにか希望の方向性が出てきた。


《今までのまとめ》

「地球独楽・弐」
ボディー、足回りも硬くする作用があるようで、振動が大きくなった。
(路面の凹凸がダイレクトに伝わるようになり、体へのダメージが大きく耐えられないレベル。)

「茅蜩・鼓粒」
振動の大きさは変わらないようだが、角が取れて体に対し直線的に放り上げられる感じから放物線状になった感じ。
(段差の乗り越えのイメージが三角からカマボコ形になり、振動の大きさは同じでも体へのダメージが全く違う。)
大きな段差ではまだ少し不満が残るものの、かなり改善した。

乗り心地(突き上げ)のイメージは10段階でゴーカートが10、クラウンが3 とすると体感の評価は、

(1)「スポーツシャーシ交換直後」:8
(2)「スポーツシャーシ交換1500km後」:7
(3)「地球独楽・弐 」単体:8.5
(4)「地球独楽・弐+茅蜩・鼓粒」複合:6.5

と変化している。

尚、(4)で気が付いたが、コーナーで『グニ』っとタイヤが負けている感じがする場面があった。
(この感覚は初体験です。)

まだ途中経過で、この感じ方が正解なのか、また取付に問題がないかがわかりませんが、確実に変化が感じられました。


きさ@Ge3:

「地球独楽・弐」のお買い上げ、有難う御座いました。
「地球独楽・弐」の貼り付け方も両面テープだけではカライ@愛知さんの走り方だと飛んで行方不明になってしまう気がします。
エポキシで強力に接着し直した方が良いかも知れません。
接着する時は両面テープ側を接着面にしてください。

さて、熱いレポート有難うございます。
さすがボルボですね。
シャシーの頑固さに「地球独楽・弐」も手を焼いているようです。^^;
無茶苦茶太い縄で縄跳びに挑むような感じで、慣れるのに時間が掛かるのです。
綱さん引く用の縄みたいに太いやつですw。
それを柔らかい指で抑えようとしているので、なかなかですね。(爆)
でも、その変化は感じられたみたいで、流石に敏感ですね。

地球独楽・弐

この写真を見ると、正味13日間のトレーニングが必要な感じですよ。
まるでトラックのような剛性感ですね。

>尚、④で気が付いたが、コーナーで『グニ』っとタイヤが負けている感じがする場面があった。
(この感覚は初体験です。)
これはタイヤのサイドウォールが車の動きに対して負けているコトを感じたのだと思います。
これを感じる人が少ないのですよ。

タイヤの銘柄は何でしたっけ? 
タイヤはまだ新しいですか? 
交換の時期は近くありませんか?


カライ@愛知さん:

正直、取付時の変化には驚きました。
半信半疑でしたが、それぞれの単品と複合でこれだけ変わるのかとビックリです。
本日、返却のつもりで外してクロネコに行く途中またもや変化で気が変わりました。
(ピッチングやフワッとした揺れが感じられたため、引き返してまた取付けてしまいましたw)
ご指摘のエポキシでの取付をしてみます。(メインフレームへの取り付けも探ってみます)
あまりの変化に頭がついてこれてないので、これでしばらくトレーニング期間を置いてみます。
(頭のトレーニングも?・・・笑)

尚、タイヤですが、現在 ミシュランPS3-225/45R17で16000km走行です。
(すぐではありませんが、ディーラーと 235/35R19への交換の相談をしてます。鼓粒の追加も考え中)


きさ@Ge3:

ミシュランはサイドウォールを薄くして軽量化を図っているらしいです。
手でサイドウォールを押してみるとすぐ判るほどです。
国産のはゴツいですw。
その為かピレリーやコンチネンタルなどの海外勢に比べると剛性感が低い気がしますね。
それでも国産のタイヤよりは、圧倒的に剛性は高いのですけど・・・
国産のタイヤは求めているポイントが違うみたいです。
静寂性や経年劣化などには強いのですが、走って止まるコトは苦手みたいですね。

実際の走行時の剛性を期待するのであればピレリかコンチ、そして「タイヤQ」がお勧めですよ。
実は来週、コンチネンタル R/275/35R19 (100Y) XL ExtremeContact DWS06を入れるつもりです。
現在コンチのこのシリーズの値段が暴落中です。
理由は不明ですが、品質には問題が無さそうなので発注しました。
調べてみると良いですよ。