投稿者:tannoy@東京さん
使用製品:額縁5(お札付き)
「現代アート額縁」が、リスニングルームの様々な問題を解決、
最適なルームチューニングを施してくれました!
きささんの説明によると、
「部屋の壁、前後、左右、天井が2~3m下がって、
その壁や天井には、大きな割りばしがランダムに貼ってあるイメージの部屋になる、
4畳半のリスニングルームだろうが6畳だろうが、50㎡で天井高が5m、
ヨーロッパの屋敷のリビングルームのような理想的な部屋になる」とのこと。
以前、私はそこまで大きい部屋ではないけれど約20畳、天井高が4m、壁が漆喰の部屋で、
タンノイGRFを鳴らしている方に、クラシックを聴かせていただき、
それからずっとそのような部屋に憧れてきました。
そのため、拙宅のリスニングルームは、その部屋に少しでも近づけようと、
半地下12畳、天井高2.88m、壁は漆喰、床は硬いフローリングにしました。
こういった少し特殊な部屋は、落ち着くまで、一喜一憂の日々が長く続きます。
始めの数年は、残響音が長すぎたり、高域の共振音が耳に付いたり、膨らんだら止まらない低域など、
涙も枯れ果てた日々を、何度も乗り越えてきた、と言う事だけ記させて下さい。
その苦労は、オーディオの糧となるのですが、それにしても「現代アート額縁」を設置すると、
非常に高いレベルのリスニングルームが、短いGe3のトレーニング期間で手に入るのですから、
リスニングルームの問題に悩んできた者にとっては、
あまりのあっけなさに、うれしいやら何とやらです。
クラシックを聴く上では、ヨーロッパの広いリビングの、
漆喰のやや石の響きが乗った音が好みですが、
「現代アート額縁」では、響きはあるものの、壁の素材が何なのか想像がつきません。
大きな割り箸が部屋中張りめぐらされているのですから、
吸音の多い、柔らかい響きになりそうなものですが、
そうではなく、あくまでも素材にとらわれない自然な響きです。
それは、音楽のジャンルを問わない、むしろ良い結果になりました。
漆喰壁特有の高音が響き過ぎる感じも無く、
音量を上げると、あるところから飽和していた低域も、それがありません。
さらに「現代アート額縁」を上手く設置すると、
部屋に馴染んで違和感が無い、と言うとこは嬉しい限りです。