私の機材について説明します。
スピーカー:JBL K2S5800
CD/SACDプレーヤーはアキュフェーズDP-800で、これをイコラーザーのアキュフェーズ DG-38を介してD/AコンバーターのアキュフェーズDC-801にいずれもHSリンクで接続しております。プリアンプはアキュフェーズ C-2800で、チャンネルデバイダーのアキュフェーズ DF-35を使って、2分割しJBL K2S5800のスーパーツイター+スコーカーをパワーアンプ:アキュフェーズ A-60で、またウーハーはパワーアンプ:アキュフェーズ P-7000を使って駆動しております。なお全ての機器の電源はクリーン電源装置:アキュフェーズPS-1220とPS-510から供給しております。
主に聞くのはジャズで、1950年代から、現在のものまで、アコースティックとエレクトリックの区別無く幅広く楽しんでおります。また、最近はクラシック音楽も聞くようになりました。私の追求するポイントは、“不自然さ”がない再生音です。特にこだわっているのが、音が減衰していく過程で、これが不自然だと、例えば、ピアノの低音部で和音を弾いたとき、うすっぺらに感じられますし、フレットレスベースでは、音が細く、音程が不確かに聞こえます。
調整の基本的な方針として、“個々の機器の持つ性能をフルに引き出せるような環境を作る”ことを心がけてきました。具体的な対策としては、
1.スピーカーの振動がそれぞれの機器に伝わらないようにする。
2.各機器のアース電位を下げる。
ということに尽きます。1.に関しては詳しくは述べませんが、様々な材質の制振アクセサリーを硬?軟?硬?軟‥の順で組み合わせることにより、ほぼ完璧に押さえ込むことができたと自負しております。また、この結果、イコライザーの“効き”が向上いたしました。2.に関しましては、途中に介在する機器が多いので、とても重要なファクターです。現在の住まいが集合住宅なため、残念ながら理想的な外部アースをとることができません。
2.各機器のアース電位を下げる。
ということに尽きます。1.に関しては詳しくは述べませんが、様々な材質の制振アクセサリーを硬?軟?硬?軟‥の順で組み合わせることにより、ほぼ完璧に押さえ込むことができたと自負しております。また、この結果、イコライザーの“効き”が向上いたしました。2.に関しましては、途中に介在する機器が多いので、とても重要なファクターです。現在の住まいが集合住宅なため、残念ながら理想的な外部アースをとることができません。
従いまして、私にとって要石のような仮想アースは“救世主”といえます。特にクリーン電源に接続した場合に効果が大きいと感じております。音の重心が下がり、それぞれに配置された楽器の遠近感がはっきりしてくるような気がいたします。これまでに「1個買っては音質の向上を確かめ、また1個買う」ということの繰り返しで、初代のものを含めて多数個の要石を所有しております。いっそ“要石100”のようなものを作っていただけると助かります。10年以上システムの調整を行ってきまして、当初は、“えっ?”と思うような情けない音でしたが、今ではだいぶ理想に近づいてきたと感じております。
私のように、マルチウェイシステムを試みて「どうも演奏の奥行きが感じられず、平面的に聞こえる」とお悩みの方はお試しあれ。
<Ge3スタッフコメントbyきさ>
きさ@Ge3です。
長らくのご愛顧感謝いたします。
要石が初代から25までロングセラーを続けてこられたのもユーザさんがあっての事です。
要石を開発した当初「沢山付けると確かに良くはなるけど、人間には関知できないのでは?」 と言う理由からコストの問題もあって少しずつ数を増して来ました。
ところがシステム全体のGe3値はメーカやユーザさんのチューンや使いこなしなどの努力があって、要石を発売した当時とは随分違うようです。
その結果、多くのGe3ユーザさんのシステムでは要石25の効果も簡単に聞き分けて頂けるようになっていると思っています。
実は要石には次のバージョンとして”要石125”を作ったことがあります。
幾ら位だと効果を感じないのかな?という実験的なモノでしたが、
数人に試して貰いましたが、1だけが「凄い!」と言ってくれたのが現状なんです。
でも、試して貰ったのは数年前の事なので、世の中は更に進んでいる筈です。
まぁ、直販の体制になった訳ですし、そろそろ作っても良いのかも知れませんね。