『Stereo』8月号筆者競作のために作ったスピーカー(小型バスレフ)に、“もあれ”を塗りました。
ユニットはもちろんスキャンスピーク、8月号のオマケです。
“もあれ”はまだ、振動板とエッジにしか塗ってないのですが、
それだけで「このスピーカー特有のくせ」みたいなものが消えて、
「本来こういう風に鳴ってほしい」と願っていた方向にシフトしました。
それに加えて、超結界機器用のトルネード貼りも試したら、
いかにもスピーカーっぽい音がよりナチュラルに。
ハイスピードになった分、刺激的になるという変化ではなく、
ハイスピードになった分、音が生音に近づいた印象。
同じ振動板から出てくる音とは思えません。
音場も明らかに広がっています。
音楽の抑揚も、より大きくなった印象。
来年も、筆者競作に出られるなら、
今度は最初からも“あれ”を塗って、勝負に出たいと思っています。