【超銀蛇シールドPhono】「繊細な表情」が聞こえる

投稿者:村井裕弥さん
使用製品:超銀蛇シールドPhono(販売終了)


超銀蛇シールドを使ったフォノケーブル、早速試聴してみました。 

わが家では、これまで聞こえなかった「繊細な表情」が聞こえるようになった。
これが一番の効果(従来品との違い)です。
ちなみに、使用プレーヤーはアコースティックソリッドSolid Wood MPXに、オルトフォンのアームRS-212Dを組み合わせたもの。
それに付いていたトーンアームケーブルを、きょうまでそのまま使ってきました。
カートリッジはデノンDL-103です。
 
これまで、もう少しアバウトな、細かいことは気にしない的な音が出ていたのですが、その「これまで無視していた情報」が一気に解放されたという感じですね。
それも、ありがたいことにボクが嫌いな「情報量見せびらかし型」ではなく、ナチュラルにさらっと開示する。
そんな印象です。
 
以前、デジタルケーブルとして使ったときも同じようなことを書いているかもしれませんが、スピーカーの振動板が軽くなったような感じがします。
音が楽に出てくるというか。
無理に音を押し出すんじゃなくて、生音のように自然と広がり、こちらに届く感じ。
極端に言うと、コンデンサー型スピーカーみたいな音に少し近づきます。
 
fレンジ感も拡大しているし、これまで単に「ボンボン」はじいていただけのベースに「ブルルン」という余韻が生じるあたりもうれしい。
 
しかし、ひょっとすると一番の違いは、聴きながら文章書くのが無理(!)というところかもしれません。
たったこれだけのことを書くのにも、いちいち針を上げないといけない。
聴きながら書こうとしても、意識が音の方に引っ張られて、何も書けなくなってしまうのです。
それくらい魅力的な音が出ています。
このあと、さらに気付いたことがあれば、追加報告します。
 
追伸
1.「カートリッジを高級品に買い替えよう」という気がほとんどなくなりました。
2.S/N比感が向上したからでしょうか。音量を上げても、うるさくなりません。
逆に、音量を絞っても寂しくならない。これもありがたいですよね。
3.いろいろなLPをかけてみましたが、音楽ジャンルや録音年代による得手不得手はなさそうです。
4.「躍動感や音像の張り出しも向上」「時間がたつにつれて、スケール感もアップ」
とにかく、わが家でこんなアナログサウンドを聴くのは初めてです。


<Ge3スタッフコメント byきさ>
 
昔からアナログプレーヤはコダワっている割に根本的な所で手落ちになってしまっているモノが多いような気がします。
この配線ケーブルなどもその代表格なのかも知れません。
平均で80p無い訳だから「雲泥クラス」の超銀蛇に変えると大変なことになるでしょうね。(笑)
おおきにm(_ _)m