【市野式電源タップ】音楽も映像もその世界に引き込まれる

市野式電テーブルタップ あかんケーブルver

投稿者:merou@神奈川さん
使用製品:市野式テーブルタップ(あかんケーブルver)


きささんが最初にBBSに写真を載せた記事を見て直感的に「聴いたらあかんやつだー」と思ったのがそのまま呼び名になってしまいました(笑)

ということで当事者?としては本当に「あかんやつ」なのか確認せねばと思い、たらい回しに応募した次第ですが、結果的には「想像以上に色々あかんやつ」でした。

まずは到着してからの外観、は当然今までの市野式タップと変わらず。
その存在感や大きさよりも遥かに重厚な質感はそのままで他の電源タップとは一線を画します。
フタを開ければ白黒縞模様のケーブルが丁寧に配線されていて逆相接続との事でしたが、そちらのが結果が良かったのと試すには余計なアダプタを使う必要があるのでそのまま接続。

音を出した瞬間に感じたのは「濃いな~」実在感や臨場感、まさにそこで歌っているという空気感やライブの歓声などがせまってきます。
また古いアニメなど加工が少ない音源は録音現場まで想像させるような生々しさを感じさせて思わず引き込まれます。
ただ少々音が出過ぎなようで帯域バランスが暴れていたり音の強さだけが目立つ印象、一日目はここまで。

二日目は仕事から帰って深夜ですので定番の試聴曲と最近のライブBDのみ。
メインシステムのウーファーはマルチアンプで40~400Hz辺りを担当させているのですがこの帯域がほとんど聴こえないぐらいスカスカで思わず故障したかと耳を近付けてしまったほど。
ノーマルの市野式電源タップではここまでの変化はなかったので、今回の「あかんケーブル」のトレーニング効果はノーマルのそれよりも随分強いようです。

三日目、若干低域は戻ってきたようですがまだまだ音は引っ込んだ感じ。
ライブの勢いやノリ、テンションのようなものはかなり上がってきているのでそのまま待ちます。

四日目、ほぼほぼ音がまとまってきたようで落ち着いて音楽が楽しめるバランスに。

五日目以降、、、総合評価になりますが、落ち着いてどころではありません(汗)

音楽にしろ映像にしろ、その世界に引き込まれてしまって現実に帰ってくるのが大変です。
ここまできて以前に自分が書いたノーマルの市野式電源タップのレビューを読んだのですが、傾向としては同じもののその方向性が三倍増しぐらいになっています。
一番の満足度は、同じ映像や音楽を見たり聴いたりしても飽きずに楽しめた点です。
テスト用のディスクなどそれこそ百回以上聴いているわけですがそれでも「良い音楽だなぁ」と楽しめる音、一つの理想だと思います。
この一週間、同じライブBDを繰り返し見ていたのですが都度感動出来る事に驚きです。
映像もフォーカスの合っている部分とそうでない部分がハッキリと変わって2Dなのに3Dのような立体感、汗が飛び散るのもわかるような熱気を伝えてきます。
余談ですが、通勤に使っているウォークマンやアイフォンもこのタップで充電するとかなり生々しい音で聴けます。

そしてこれが一番困った事に、現在のシステムでどこで情報「氣」が滞っているかということまであからさまに伝えてきてしまいます。
他につながっているケーブル類で音が詰まってしまっている「ネック」があるので「もっと出せるで~」というのがわかってしまうのです。
それだけ音楽の土台としてこの電源タップの完成度が高いという証左でもあるのでしょうが個人的には困った事です。。。

これは本当に「聴いたらあかんやつ」です、絶対欲しくなりますから。
実際皆様バージョンアップされていますものね、ということで次のたらい回しの方どうぞ覚悟して下さい^^