■ M@東京氏のチューン
SPケーブルを「芋蔓DQ SORA」に変更
超ハイエンド ケーブルに圧勝!
M氏@東京氏のシステムのチューンを手伝ってきました。
システムのメインは真空管式のAMPを中心とした豪華なシステムです。
聞かせて頂くとビンテージのJBLから聞こえる音とは思えません。
バランスも良く勢いもあり、非常に上手くセッティングされています。
「これ以上、何を求めるの?」という鳴りっぷりです。^^;
「これをチューンするの? ハードルが高いよ!」と思いながら、
探求されている音の方向性の確認も兼ねて、先ずはSPケーブルを「芋蔓DQ SORA」に変更するコトにしました。
硬くて、太くて、槍みたいでヤバイやつです。
これを「芋蔓DQ SORA」に変えた訳です。
オーナさんは、余裕の表情です。(笑)
聞けば、元のケーブルは120万円位の超ハイエンドなケーブルだそうです。
そら、普通は余裕ですよね。^^;
渾身のケーブルですもんね。
変えると普通のGe3的な音です。
綺麗な澄んだ音、バスドラが響き渡ります。
M氏 あれ? 澄んじゃったよ。(爆)
濁ってたってコト?
これ、幾らするの?
きさ 2本で10万円くらいです。
M氏 安いね。
きさ ・・・ (うちのフラグシップなのに・・・(;_;)
- – – ついマーラーを切りの良いところまで聞いてしまいましたw。- – –
ラインケーブルを「超銀蛇シールド (SORA)」に変更
M氏の方向性はGe3と近いことが確認出来たので、次の変更は早いです。
CDアウトのラインケーブル2本を「超銀蛇シールド (SORA)」に変えました。
どんどん音は澄み渡る方向で変化していきます。
この傾向の変化をオーナーさんは永らく求めていたみたいで、
水を得た魚のように次々にソースを変えてゆきます。
M氏 次は何するの?
きさ SPのユニットが気になるのですが・・・
マスダンパーをSPユニットに付けてみたいのです。
「鼓粒」を見せ、これをユニットの後ろに付けたいのです。
でも、接着剤でユニットの後ろに直接付けるので汚れるのですが・・・
M氏 良いよ!
あまりの即答に驚いてる同行したTannoy氏を放置状態にして、
作業は進みます。
「鼓粒」カンターウエイトの効果は超絶に効いた!
「鼓粒」はエポキシで固定しました。
ガムテープで仮止めして試聴しました。
本当は磁石の後が良いのですがJBLのロゴシールを残しておきたかったのでフレームにしました。
SPユニットのメーカーさんは「鼓粒」を標準にすべきですw。
このSPシステムの場合の「鼓粒」の最適数は下記の通りです。
ウーファー 38cm | 8ケ |
スコーカー ホーン型 | 4ケ |
ツイーター ホーン型 | 2ケ |
スコーカーの後ろにはスペースが無かったので、ホーンの淵に固定ました。
ユニットを外せないし、見えないので、全くの手探りで作業しました。
ツイーターは後ろに貼ることが出来ましたが、写真には取れませんでした。
エポキシが硬化するのを待って、いよいよ試聴です。
圧巻だったのはフラメンコで足の響や手拍子が部屋中を飛び回ります。
ギターの音などは痛いぐらいです。
「鼓粒」のカウンターウエイト効果が非常に効いていると思われます。
チューンの効果にはM氏も大喜びで、
その後飲み会に雪崩れ込んだのは言うまでもありません。\(^o^)/
今回のチューンはその効果の方向性がGe3と似ていたので大正解で完了しました。
好みの方向性が違うと当然、違う結果になります。
自分の好み、方向性などを良く知ることは非常に大事です。
Ge3と方向性が合う方は大体20%で、内の5%はズッポリで、2%だと超ズッポリです。
聞いたのはこのCDですが、
今は下のジャケットで同じ内容のものが販売されているようです。