坊主球がやって来たw。

ついに我が家にも坊主球がやって来ました。
モノラル仕様が2台です。
当初、ステレオで使うのが前提だったので2台作って貰ったのですが、
モノラル再生がメインになりそうな現状では1台余りそうです。^^;

市野式のプリアンプがまだ無いので、僕が持っているAMPの中で良さげな
Phone 入力のあるDENON AVC-A11SRをプリに使って聴いてみました。

判ったのは12連SPでは坊主球AMPの限界を知ることが出来そうに無いことでした。
出力の大きさは20Wでも全く問題ありません。
音質の特徴は激しい所は無く大人しい感じですが、ゾッとするような繊細感が時々見え、新鮮です。
このAMPを使って判ったコトは12連で使っているユニットの癖です。
SONY  STR-DN2030でもDENON AVC-A11SRだけでも判らなかった所が聴こえるのです。

坊主球AMP モノラル仕様は12連SPには少し過剰なようです。

これでSPユニットのチューンに意欲が湧いて来ました。(爆)


市野氏の話では、モノラル仕様とステレオ仕様では殆ど同じ部品でも性能がかなり違うそうです。
作った本人にも、その差は大きかったみたいです。
そのれを確かめるべく、そのGe3値を探索してみました。

  ステレオ仕様 モノラル仕様
総合Ge3値 126.2p 126.9p

これまではネットワークの駄目具合を追求する中で、
デジタル式チャンデバの音が良かったので、

ベリンガーのデジタル・チャンデバを勧めて来ました。
品位の高いネットワークは部品のコストが現実的な程高いので、
デジタル式チャンデバは「意外に使えるぞ!」と云う意味での判断でした。

しかし、このモノラル仕様の坊主球AMPを聴くと、
ネットワークの高価な部品も音には必然だと言えるのかも知れません。
それでもフルレンジSPの域には達するコトはありませんが・・・

デジタル式の良いチャンデバのGe3値 124.1p
アナログ式の良いチャンデバのGe3値 125.7p
良いネットワークのGe3値 125.9p
フルレンジのSPのGe3値 127.3p

現在、ネットワークをデジタル式チャンデバに替えて楽しんでいる方も、
良いアナログ式のチャンデバまたはネットワークを再検討する時が来たかも知れません。
でも、コイルが太いとか、空芯が良いとか、重たい方が良いとかなど
昭和の亡霊に振り回されるのは辞めてください。
目利きが選んだ部品と回路を信じる方が早道ですよ。


良いネットワークの参考

Technics SB-10000

僕が買った中でもGe3的には最悪のSPでしたw。(;_;)


Technics SB-10000 のネットワーク


DIATONE 2S-305

Technics SB-10000の前に持っていたSPです。
全てのゲゲゲなチューンが上手くいって、今考えても最高に鳴っていました。
12連の次だけどね。(笑)
でも、その価値を知らなくて転売してしまった。(;_;)

で、そのシンプルなネットワーク ^^;

シンプルがベスト!(これも昭和の呪縛)だとは思いませんが良い部品は重要です。