液晶の眼精疲労対策 その1

ブルーライトの影響は思っている以上に大きいのかも知れない。
最近とみに、視力が落ちた様な気がして仕方がない。
目がしょぼつくのである。
目に「美願(bigan) レフィル」を載せたり、色々やってはいるのだが疲れる。

毎日、数時間はPCの前に座っている訳で、
目の疲れも激しいのも仕方が無いとも思うが、

そもそも、

こういった考え方自体、怪しさ満載だ。

同じ液晶でもTVには、それ程の目の疲れは感じない。
原因は
距離が離れている為か?

で、調べてみた。

我が家のPCはiMac27inchでTVはシャープの60型液晶テレビである。
それぞれの距離はiMacは60cm程度、TVは280cm〜500cmだ。
視聴時間は1時間としてGe3値を調べた。

目の疲れ具合のGe3値

76.1p iMac27inch
61.9p TV 60型液晶 280cm
39.5p TV 60型液晶 500cm
93.8p iPhone 30cm
93.3p iPad 30cm

やはりTVの方が疲れが少ない。
距離が離れる方が少ないのは、ある意味で当然だ。

ブルーライトの対策は効くのか?!

手始めに手軽な方法を試してみた。
色調整でブルー色を少ない目にする事を試してみた。
MacにはNight Shiftと云うのがあって簡単に設定できる。
Windowsにも夜間モード設定で出来るらしい。
TVはパソコン程、簡単ではないが色温度の調整などで出来るだろう。

で、対策後の話だ。

67.8p iMac27inch
53.6p TV 60型液晶 280cm
34.8p TV 60型液晶 500cm
76.1p iPhone 30cm
73.8p iPad 30cm

劇的とまでは言え無いが、それなりに有効性はある様だ。
付属の機能だから、使ってみるべきだろう。
同様にブルーレイ対策として各種フィルムなどが販売されているが、
思った程の差は出ないと考えた方が良いだろう。
効かない事はないが、それなりだと思う。

他の要因

つまり液晶画面から何か知られていない信号とか波動が出ている可能性だ。

目が疲れる波動が出ているGe3値

38.3p iMac27inch
62.9p TV 60型液晶 280cm
61.9p TV 60型液晶 500cm
26.0p iPhone 30cm
26.0p iPad 30cm

この表から判った事は、
TVの視聴距離と面積は、あまり関係しないコトと、
iMac、iPhone、iPad 達が異常に少ないコトだ。
これは筐体の特徴と電源に関係している気がする。

アルミ筐体とプラスティックの違い

iMac、iPhone、iPad の筐体はアルミ製で、それをデザインの特徴にしている。
初代iPhone以降、無垢のアルミ感のデザインを一貫して押し進めて来た。
それは、そもそもノイズ対策と言う意味では、優れて優秀だったのかも知れない。

シールド性能の違い

TVなど一般的な家電製品は、殆どがプラスティック製だ。
根本的に外来ノイズからシールドされている素材の筐体と、
シールドされていない筐体では大きな違いがある可能性が高い。
もっともTVなども、何らかのシールド対策は施されてる筈だ。

シールド性能のGe3値

82.8p iMac27inch
11.6p TV 60型液晶
83.0p iPhone
83.0p iPad

やはり、シールド性能の違いは大きい様で、

つまり、何かが飛び込んで来て出てる訳だ。

液晶の眼精疲労対策 その2 に続く