(tannoyさんのシステムを試聴:1 の続き)
投稿者:Kata@長野さん
使用製品:篳篥(販売終了)
※バージョンアップした「篳篥」を近日発売予定です!
tannoyさんは50年代のレコードも多数お持ちです。
その中からモノラル録音のレコードをかけて頂きました。
「!!、音が濃い!」
「モノラルなのに十分な音場の広がり・立体感がある」
「何より音楽を聴いている時の充実感が凄い」
モノラルの音を聴く機会は過去に一度あったのですが、その時は一つのスピーカーからの再生でしたが、今回は二つのスピーカーを用いてのモノラル音源の再生という違いがあります。
そのためでしょうか、全く不満の無い音場・音像の立体感があります。
音も非常に濃く、リアル。
目の前で音が発せられているようです。
オーディオマニアの方々が、最終的にモノラル音源に走る気持ちが分かります。
聴いていて実に面白いんですw。
その後、Jazzを聴いてみたいという私のリクエストを受けて、マイルスの「Kind Of Blue」を引っ張り出してきてもらいました。
このレコードはステレオ録音でした。
「ソー・ファット」を聴いてみると、
「音が薄い・・・」
ステレオ録音の音は薄いんです。
(いえ、tannoyさんのシステムの音は十分濃いです。あくまでアナログ音源と比較しての話)
アナログ録音と比較するとその差はかなりありました。
そこで、持ち込んでいた「篳篥」の出番となったわけですw。
本当はカートリッジの鼻先に「篳篥」を取り付けることが望ましいのですが、精密に調整してあるtannoyさんのプレーヤーのカートリッジに取り付けるのは再調整に時間がかかりそうです。
そこでプレーヤーから昇圧トランスへのケーブルの出口付近に「篳篥」を取り付けてみました。
機器の入力端子付近に取り付けることが効果が高いらしいのですが、私の自宅での経験上、出力端子付近でもかなり「篳篥」の効果が出ることは確認できています。
そしてGe3推奨の膠による接着ではなく、タイラップを捻って「篳篥」を取り付けました。
この「篳篥」は元々の122Pから、ホホバオイルを足し、断断断を塗布したことで127Pになっているものです。
ということで、少し簡易的な「篳篥」の設置でしたが、再び「ソー・ファット」をかけてみると、
先ほどの音の薄さが嘘のような音の濃さですw!!。
ステレオ再生でもモノラルに匹敵する音の濃さになりました。
「篳篥」恐るべしですw。(早く再生産してくれ〜)
この最終形態(w)で何枚かレコードを試聴しましたが、あるバンドのライブ録音では、サマーフェスの会場に行って目の前で生演奏を聴いている錯覚に陥りました。
PAの少し下品な音も(w)見事に再生されています。
いや、実にすごい音でした。
最後にきささんから伝言です。
「聞いた方が良いよ。これはチャンスですよ」>ALL
とのことですw。
ご興味のある方は、tannoyさんにご連絡して、ぜひ聴きに行ってみてください。
tannoy@Ge3:
「篳篥」は、あそーさんとKataさんのBBSを読んでいて、これはやらねば!と思っていたら、あっという間に在庫が無くなってしまいました。
ちょうどそのタイミングで来訪いただけるとのこと。
ひとつお借りすることが出来ました。
システムから外して持参いただいたのですよね、本当にありがとうございます。
そして「篳篥」の効果には驚きました。
このところの「淵」と言うオーディオの考え方に重要な製品だと実感しました。
私の印象では、「豆」から始まり「雷智9.3」「断断断」「箱 断断断」「超結界1(販売終了)の修理」「(ついに)超結界Real5」、
そして「篳篥」は、「淵」を作り上げるために導かれるように製品が出来上がって行ったのではと思わされます。
Kataさん、ありがとうございました。
それから、拙宅の音をきいてみようかなと思われましたら、オーディオ好きの方はもちろん、音楽が大好きな方も気軽に遊びに来てください。
拙宅は、東京都杉並区です。
tannoy@ge3.jp までご連絡ください。
お待ちしています!