長く利用してきたNASが壊れた。
下記のようなDROBOってのを使っていたのだが、HDDがやられたみたいだ。
再起動しても起動出来なく出来なくなった。
修理を依頼しようにも古過ぎる様でやんわりと断られた。
考えると10年以上使って事いた訳だ。
ご苦労様と言いたい訳だが、
サポートに「バックアップは取ってありますか?」と尋ねられた。
思わずバックアップとして使っていましたと答えたw
バックのバックも必須という事らしい。
意味は分かるが、やはり意味不明だ。
バックのバックのバックの・・・
無限循環と言う事だ。
考えるにNASの売り文句はデータを複数のHDDで保管し合って、壊れたHDDが出たとしても、
そのHDDのデータは新しいHDDを入れると復元出来る仕組みだ。
なので記録出来る容量は重畳分単体のHDDより少な無い訳だ。
HDDが壊れたとしても復元が出来るなら、信頼性が高いと思っていた。
それが完全に思い込みに過ぎなかったと判った。
当然だがHDDには寿命がある。
「上」に聞くと「長くて3年」と言っている。
つまり3年ごとにHDDを入れ替えて利用するのが順当な訳だ。
NASは複数のHDDを補完しあう事で成り立っていて、個別のファイルも同じ様に管理されている。
それが上手く機能するおかげで、電源が入ったままでもHDDの交換が可能となっている。
たとえ管理領域が壊れたとしても、その補完データがあるので復元が可能だ。
ダウンロード中でも同じ事だ。
実はHDDにも似た仕組みがあって、それで実用性を担保している。
HDDの管理領域が使えなくなる時が寿命という訳だ。
特にSSDはその領域を使い果たした時が寿命だ。
NASのメーカーではHDDの管理領域の破損状況を詳細にチェックしていて
「交換時期ですよ!」というアラートを出していると思うが、
僕にはそれに気付か無かった。
よって、ケチな僕は壊れるまで使い続けた訳だ。
別の業者にも復旧を見積もってもらった。
「50万スタートで上限は調べないと・・・」という事で諦めた。
バックのバックまで考えるとクラウドで利用する方が良いと思う。
重要なファイルだけをクラウドで保存する訳だ。
詳細なバックアップは外付けHDDを使うべきだろう。
そのHDDを3年限度で交換すれば良い訳だ。
そう言う訳で、NASを使うのは辞めた。