公開版「ぐい呑」インシュレーターを再掲載します。
インシュレーターの大きな目的は「振動を伝えないコト」です。
振動を上手く減衰させれば性能の良いインシュレータが出来そうです。
Ge3では、その減衰方法に「全反射」と云う耳慣れない方法を用いています。
この全反射の「ぐい呑インシュレータ」の作り方です。
閑話休題
「ぐい呑」は昔からインシュレーターとしてよく利用されて来ました。
良いチャンスなので、是非 セメントを入れる前の「ぐい呑インシュレータ」と
「Ge3的ぐい呑インシュレータ」の比較を試してみてください。
全反射式の効果が確認できますよ。
公開版インシュレーターを試された方の記事はここ(BBSです。)
http://ge3.biz/modules/chaForum/?action=PostView&id=5021
1.セメントを用意します。
数個作るだけなら下記のような速乾タイプがオススメです。
焦りますが使いやすいですw。
8個以上作る場合や慣れない方は、普通のセメンの方が良いかも知れません。
袋に記載されている通りに水を加えて混ぜます。
2.セメント用のシーラー(接着強化剤)を用意します。
これを使うとセメントがより強く「ぐい呑」にくっつきます。
使わないと少しのショックで「ぐい呑」からセメント部が外れることがあります。
原液のまま刷毛で「ぐい呑」に塗ります。
乾く前にセメントを充填しても丈夫です。
3.「ぐい呑」を用意します。
百均でも構わないので、強度のありそうな良さげな「ぐい呑」をを用意してください。
4.木の板を用意してください。
作る時にコンコン叩きます。
テーブル上でコンコンしても良い板ならOKです。
机に傷がついても構わないなら不要です。
セメントを入れて、空気を抜く為と均等にする為にコンコン叩きます。
セメントに液状化現象を強制的に作る訳です。(笑)
落ち着いている場合ではないのですw。
5.セメントを入れます。
こねたセメントをスプーンなどで入れます。
充填するセメントは縁から乾燥後2−3mm下がる程度が適量です。
セメントは乾燥すると6%くらい膨張するので注意してください。
セメントはスプーンで整形してると間に合わないのでトントンして整形します。
トントンする板には布などを当てないようにしてください。
ショックが鈍くなると、液状化現象が上手く出来ません。
慣れれば問題ないのですが・・・
大慌てで作っている図ですw。
Ge3ユーザーさんの作例です。
公開版大地の上にインシュレーターが乗っています。(笑)
百均で入手した「ぐい呑」をインシュレーターを集めてみました。
Ge3的インシュレータへの向き不向きです。
普通に使うのであればどれでもOKです。
つまりコンクリートが外れ難いかどうかの問題です。(笑)