BBSにご投稿いただいたtsunaさんのレビューを転載します。
「Fountek FR89EXを聴いてみたい:3」の続きです。
ユニットからターミナルへのリード線を交換
最初の方に書きましたが、ユニットのチューンのしやすさを考えて、
キットに付属していたリード線をファストン端子を含めて使っていました。
「もあれプラチナPlus」を塗っておけば大丈夫、と思っていましたがダメでしたぁ。(o_ _)o
ケーブルは紫アルミ線にして、ターミナル裏側を半田付けしました。
SPユニット側も半田付けし、「Qシート(販売終了)」を巻き付けて、スパイラルチューブで抑えました。
全然違いますね~。( ̄∇ ̄;)
どの対策が当たりなのか分かりませんが、
高域がきらめいて硬質だと感じていましたが、すっと落ち着いてしまいました。
アンプ側の接続を変更(バナナプラグ→銅線直接)してみるとみごとに変化を伝えてくれます。
こんなにはっきり分かったのは初めてかもしれない。
これだけはっきり分かるとやる気が出ますね。(⌒▽⌒;)
それにしても今回はチューンの手番が外れっぱなしでした。
このリード線にしても、バッフルが怪しいのも程度を見誤っていました。
バッフルは未だに怪しいと思っていますが、またいつか。
Fountek FR89EX は繊細な音がするとても良いユニットだと思っていますが、
良く言えば敏感、悪くすると神経質と感じるかも。机の上だからかな~。
未だに時と場合で高域が硬質な感じには聞こえますが、要因は別のことかもです。
LPレコード再生だとそんなに気にならないですしね・・・。
さてさて、市野式坊主球アンプとの邂逅です。
なるほど。
別スレッドで市野式坊主球アンプが、自分にはオーバークオリティ過ぎますと書いたときに、
きささんがアドバイスしてくださった意味が少し分かりました。
>ウンウン、オーバークオリティーだと思えてしまうのも判りますねぇ。
>でもね、SPをシングルに変えるだけで、かなり追いつきますよ。
追いついたと言うより、違和感・不安感が少ないです。
今まで聞いたことが無いような、美しい音でディティールや質感があふれ出てきて嬉しいのに、
居心地が悪いような気がしていたのです。
次の音はどこから来よるねん。上か下かどないすんねん、みたいな感じでした。w
分からないですよね。
それまであまり気になっていなかったので、自分でもよく分かっていません。(o_ _)o
ただ、落ち着いて音楽が楽しめることは確かです。
一歩前進ということで。(⌒▽⌒)v
きさ@Ge3:
音場に与える影響がエンクロージャーの形によって違うみたいです。
影響の大きさのGe3値
25p 紡錘形
123p 円筒形
76p 矩形
一見すると円筒形の方が矩形よりは良さげに思えますが、実際は乱れが大きいみたいです。
エッジ部からの反射が360度と四方で発生する違いなのかなぁ〜???
今回の苦戦の原因は円筒形にありですw
紡錘形の逆ホーンにすれば?
tsunaさん:
あ、なるほど~。( ̄∇ ̄;)
ありがとうございます。胸落ちしました。
ASH さんにもバッフルの問題としてご指摘されていて気になっていました。
「大地7 vs 大地4」で最近の姿をお目にかけていますが、バッフルのエッジの形を改めました。
最初はエッジはまずいのかなとの思いでしたが、
綺麗に丸めるよりユニットから音波の曲がり角までの距離が不均等で、
曖昧・うやむやになった方が良さそうな気がして、こんな形になっております。
これは少し効果があった気がしました。
でかいヤスリでザリザリ削っただけで、野蛮・乱暴・雑のそしりは免れませんが。(⌒∇⌒)ゞ
>紡錘形の逆ホーンにすれば?
ですよね~。
これは「逆ホーン ヘチマSP」の中で結論が出ていて、
ヘチマSP KITをいただいていますが、家の都合で初期工作を始めた時点で止まっています。
ごめんなさい。m(_ _)m
「大地7」がやってきてから、いろいろなことが起こりすぎてゴタゴタ状態ですが、
必ずヘチマSP KITはものにして、こちらでお目にかけます。
(終わり)