音情報とは その1
低域に含まれる情報と振動板の面積
それが出る装置と出ない装置
その存在にやっと気付いた事 w
リアルな再生には、振動板の面積が関係しているみたいだ・・・
などと言い始めたが、やっとそれに気付いた段階だ。
世間では全く相手にもされない話だと思う。
沢山のユニットを並べたSPを好むユーザー層が一定数存在する事は知っていたけど、
「迫力が好きなんだろう」程度に思っていた。
でも、それがリアルな再生と関係する事だと思っていなかった。
Ge3のシステムは写真の McIntosh XR290 なのだが、TVの後ろに控え目に立っている。
しばらくは、これを中々鳴らす事が出来なくて悩んでいた。
その悩みとは良さを引き出せない事、
その理屈が判らない事を焦っていたのかも知れない。
最初に試したのはAMPの交換だった。
初めはMark Levinson No.29Lを使って鳴らしていた。
世間の評価は高いAMPだったが、如何せんGe3値が低い。
鈍く、暗いのだ。
SPにはマルチAMPの端子が付いていたのでマルチAMPで鳴らす事にした。
* 当時のSPには、何故かマルチAMP用の端子が大抵付いていたのだw(笑)
と云う訳で、Mark Levinson No.29L x 2台 を
真空管のAH ! PrimaLuna ProLogue Six x 6 台 と交換した。
AH !の代理店の社長は「マルチ駆動は無謀だ」と云うのだが、
何処が難しいのかが判らない僕には「ヤルッキャ無い」訳だ。
チャンネルデバイダーにはBEHRINGERのDCX2496 を使った。
安価で高性能、Ge3値も高く、文句は無かった。
使い勝手が悪との評判もあったが、
そもそもを知らない僕には、これしか無いので便利に思えた。
カットオフの周波数も遮断の強さも選ぶ事が出来て凄く助かった。
6dBカットが心地よくて、暫くこの設定で満足だった。