音には密度感の様なモノがあるらしい。
音の濃さと言うのか、何と表現するのが適切なのかが判らないが、
密度感が違うと、その境目に違和感に感じる人が多い様な気がする。
デジカメのフルサイズとスマホの画像の差に似ているかも〜
どちらも綺麗な写真なのだが、一眼で判る程の差がある。
ドット数は同じ写真でも、ハッキリと差は違じる訳だ。
我々は、意外とその奥にあるモノを感じる事が出来るのかも知れない。
この違いは、感じる人と感じない人が居る訳だが、
大きな問題になる事は無い。
酒の好みの様なモノで、違いがあったとしても、
普通に共存可能だ。
これに良く似た事例は多くあって、
Ge3では、それらを「2割8割」と呼んでいる。
大抵は空間の大きさが十分あると気にならないのだが、
時々、我欲の強い人が居て、独占が起こる。
それは、争いの元で、大抵の争いは独占からだ。
この争いを防ぐ為に文明は進んで来たとも言えると思うが、
争いを避ける方法を後生大事に教義として崇めて輩が居て各地で問題を起こしている。
中世以前の問題が何度も掘り返されて、話は更にややこしくなる。
やがて、石頭達は文明すら否定し始めるので、
世界中から総スカンされるだろう。
争いを防ぐ手段が争いの原因になってしまう瞬間で、
原理主義は総スカンの対象だ。
低域の密度感を測ってみた。
密度感には、ある程度の許容範囲があるらしい。
人間の感性は密度感の薄いモノには鈍く、濃過ぎるモノには敏感らしい。
参考に低域の波動が出るGe3値が高い例として、Macintosh XR290 と thomann S-75mk2 と、
一世を風靡した Yamaha YST-SW1000 との比較を調べてみた。
Macintosh XR290 と thomann S-75mk2
低域の波動が出るGe3値 119.3p
YAMAHA YST-SW1000
低域の波動が出るGe3値 66.5p
密度感のGe3値も調べた。
人が違和感を感じない密度感の範囲を調べた。
これが何を示しているのかは不明だけど、この範囲内だと違和感を感じ難いという事だ。
なので、低音を出そうと工夫するする程、低音は濃くなって、違和感になるのかも知れない。
最も簡単な方法は、
面積の大きいファーと低域の再生能力が高いAMPの組み合わせを使う事だ。
小さなSPで盛大な低音を出す工夫は次の段階に来ている。
空気のような軽い低音を如何に出せるかの段階だ。
つまり量よりも質の時代なのである。