今年の「大地7」はケボニー材を利用しようと思います。
つまり「大地7 KEBONY ver.」です。
森林の状況を考えると、日本ではスギなど針葉樹を使いたいところです。
振動係数的にはオーディオに適しているのですが柔らか過ぎて、使うのが難しいの訳です。
そんな時に、「ケボニー加工」と言う情報を見つけました。
「Kebony – softwood becomes hardwood…」???
ケボニーとは・・・
KEBONY社(ノルウェー)の柔らかい樹木を硬い樹に近く変性させる技術です。
変性にはサトウキビやトウモロコシなど農業で捨てる部分から抽出した樹脂を利用した硬化技術です。
ケボニー処理後は普通の木材の様な取り扱いが可能で、硬く腐り難いと言う性質が新たに加わります。
樹の風合はそのままで、硬く腐り難い不思議な木材になる訳です。
安全性にも高く食器や子供の玩具にも利用されています。
http://www.barcelona-trade.com/brands/kebony.html
耐久性と安全性
この様なケボニー材を使いたいと思い、今回の「大地7」を企画が始まりました。
オーディオ的な振動係数と硬度
まずは、各種木材のオーディオ的な振動係数と硬度について調べてみました。
振動係数 | 硬度 | 種類 |
82.6p | 122.8p | マホガニー材 |
79.1p | 123.3p | アピトン材 |
120.3p | 122.6p | タモ材 |
122.8p | 122.8p | ヒノキ(ケボニー処理) |
122.8p | 98.6p | ヒノキ(ノーマル) |
122.9p | 119.8p | スギ(ケボニー処理) |
122.9p | 91.6p | スギ(ノーマル) |
122.7p | 122.9p | パイン材(ケボニー処理) |
113.6p | 112.4p | パイン材(ノーマル) |
一般的に硬度の高い木材は、振動係数が低く音色的に暗くなる傾向があります。
ケボニー処理は硬度が増しても音的な振動係数が高く、明るい音調が期待できそうです。
今回は、振動係数と高度などのバランスからパイン材(ケボニー処理)を使う予定です。
「大地7 KEBONY ver.」
販売価格: 150,000 円(税抜)2020年1月 納品予定
無塗装仕上げです。
ケボニー加工の風合いを残すために、敢えて無塗装とします。
仕様は「大地7 」そのモノです。
新品時の色合い
経年変化後の色合い
通常の木材と同様にオイル塗装により初期に茶褐色を保つこが可能です。
「大地7 KEBONY ver.」のイメージ
写真は昨年発売した「大地7 ナチュラルカラー」です。
この様なデザインに近いモノを予定していますが、薄さを強調したモノではありません。
「大地7 KEBONY ver.」スタートアップ キャンペーンの内容
販売価格: 150,000 円(税抜)2020年1月 納品予定
「大地7 KEBONY ver.」スタートアップのメンバーとして計15名を募集します。
各コースとも各自2枚までです。
コース | キャンペーン価格 | メンバー数 | キャンペーン参加条件 |
A | ¥130,000(税抜) | 10人 | 予約 |
B | ¥100,000(税抜) | 5人 | 申込時の前金 |
商品ページとは別にコース名、希望の枚数を明記してメールで申し込んでください。
タイトルは「大地7 KEBONY スタートアップ」として info@ge3.jp まで送って下さい。
全て先着順になります。
応募状況について 2019/11/25現在
コース | 募集数 | 応募数 |
A | 10人 | 0人 |
B | 5人 | 4人、8枚 |