旧型製品のアウトレットを中心にケーブル類を全てGe3のものに変更しました。
具体的に書くと、PC→DDC間を銀蛇USB、DDC→DAC間を銀蛇シールド(販売終了)、DAC→プリ間を銀蛇、プリ→パワー間を銀蛇N化(販売終了)、パワー→スピーカー間を芋蔓DQ +要石15(販売終了*1) +あかんジャンパー(販売終了)となりました。
スピーカー下は礎(販売終了*2)、杉丸太、大地です。
スピーカー下から始まり徐々にケーブル類に移行していきました。
不要な音の濁りがみるみる減り、音の定位も著しく向上、スピーカー周りだけで鳴っていた音は自分の体の真横方向まで来るようになりました。
本来の音楽情報がキチンと再現されると音場の情報まで再現されるんだと驚きました。
しかし、それと反比例するように音が歪んでいるような気がしてきました。
情報量は多く、正しい音場が再現されているはずなのに音楽が楽しく聞こえない状態になってしまいました。
少し音量を上げると音割れのような音も聞こえます。
トレーニングが終わると改善されるのかと思い、きささんに聞いてみると、情報量の多さやダイナミックレンジの広さにスピーカーのコーンが対応しきれていないと指摘がありました。
すぐに黒アゲハと琴引が送られて来ました。
連休中ということでバタバタしていてすぐに取り付けできなかったんですが、時間を見つけて取り付けしました。
比較したかったのでまず左チャンネルのみ取り付けました。
期待を込めて音出しです。
一瞬取り付けした左チャンネルの音が小さくなってしまったのかと錯覚しました。
しかしそう思ったのはほんの少しの間だけで、良く聞くと右チャンネルが大きく聞こえるのは歪みばかりが強調されているようです。
耳に痛い音が出ているので大きく感じるようです。
すぐに右チャンネルも琴引と黒アゲハを取り付けました。
唖然としました。
さっきまで歪みっぽく、音割れも感じていたのに、全く感じなくなりました。
やはりスピーカーの限界が来ていたようです。
しばらくこれで鳴らし込んでみます。
黒アゲハ、琴引取り付け3日後です。
取り付け直後は静かになり過ぎたのかなという風にも思える部分もあったのです。
具体的には音数が減り、伸びも無くなったように感じていました。
しかし今は全くそのようには感じません。
伸びやかで情報量が多く、それなりの大音量でも歪みを感じません。
正直、改善箇所は多く、全く弊害を感じない素晴らしいアイテムと思います。
さらにどっぷりとGe3にハマりそうです。