【市野式電源/HUB】ポリフォニックな音楽の愉しみ

投稿者:riverfield@福岡さん
お使いいただいた製品:市野式電源、昇氣SM、市野式HUB など


riverfield@福岡さんのAudio情報

HS-210→DN2030→SATRI7511mk3→NS-100M 


竜巻5号が我が家に来たのはいつだったでしょうか、それからの進化っぷりが凄まじいです。
ほんの数ヶ月の間に
(1)竜巻5号→(2)要石25機器用(USB)(販売終了)→(3)兎棒25(販売終了)
(4)市野式電源・銀蛇DC(販売終了)→(5)昇氣SM→(6)市野式HUB と一気に進みました。

そして最初は何となく、やがてはっきりと分かって来ました。
右スピーカーの能率が左スピーカーにやや劣る。
また明らかに右壁がデッド、左壁がちょっとライブすぎる。
これらが分かってきて、ベストセッティングが実現しつつあります。
自分としては喉のつかえが取れたような大変化です。

一気に進んだので、どの製品でどう変わったというちゃんとした聴き比べが出来ていません。
はっきりと進化したのですが、
市野式HUBまで来たところでのパーツも全体もひっくるめてレビューです。

 

(4)市野式電源に戻ります。
楽器の輪郭が見えてきました。団子がほぐれてきた感じ。
弦楽四重奏だと、それぞれの楽器が「鳴っている」のが分かります。
指揮者気分で臨場感があって、音楽が楽しめて時間が濃密です。
そしていい音。小音量でも、はっとするいい音。BGMには勿体無い。
あと、残念なのは銀蛇DCのYラグが取れやすい。
市野式電源をラック内移動していたら簡単に根元から折れました。


 

(5)昇氣SMをブレーカー下に取り付けました。
音がきれいにマイルドに。だが、何か物足りない。
感動成分が薄れてしまいぼんやりした感じ。
皆さんがレビューで感動の嵐の昇氣SM、悪かろうはずがない。
思うところあり、もあれプラチナを接点に塗布。うん、良くなりました。

でも、まだ~。
これではないかというのが、コンセントに差し込んで電源をリフレッシュするという某社の製品。
気に入っていたのですが、外したら、感動が戻りました、良かった~。
昇氣SMの前では、副作用のほうが目立ってしまうんでしょう。
つまり不必要になったということ。
音質はたぶん(4)より良くなっているのでしょうが、(5)に耳が飽和して、はっきり分かりません。

 

(6)市野式HUBを取り付けて聴けたのは2日間。
集積回路の世の中ですが、ラックに置いたら光る真空管はやっぱカッコいい。
そしてずっしり重い。
見た目の得体の知れなさカッコよさでビジュアルも1ランクアップです。

輪郭が出ます、団子がほぐれます。
市野式電源だけより、大きな編成までほぐれます。
そして、楽器の輪郭の外のしじま(静けさ)が際立ってきます。
映像で言うコントラスト。しじまが深~い。
「黒い」って、こういう印象のことだろうと納得。

その結果、楽器が「鳴っている」印象から「表現している」に変わってきます。
それぞれがはっきり聴けて初めての、ポリフォニックな音楽の愉しみ。1曲が濃密で長い。
たぶん自分は、指揮者の聴きかたで個々を区別できる聞こえ方が好みなんです。これは凄い。
Ge3さんに出会わなければ、決して手に入らなかった一生物の愉しみでしょう。
市野さん、きささんあらためてありがとうございます。

でも、HUBを挟んで何で良くなる?
HS-210から出てたものより良くなるのはなぜ?
不思議ですが、効果は絶大です。
さて、市野式HUBのHUB部にミルフィーユ貼ったらいいような気がするのですが、
どのあたりに貼りましょう?

 

(3)(4)(5)のころ、スピーカーの配置に悩んでいました。
楽器の輪郭が出てきたので、おかしいのが分かるのです。
(6)まで進んで輪郭が出てきて、現在は左と右のスピーカーを入れ替え、
(入れ替えた後の)右を3cm内振りしてベストバランスを見つけました。
このように、製品の効果ばかりでなく、一度に進化してしまいました。

次はMac購入、再リッピングへ ・・・のつもりです。
どんどん進んでいくGe3オーディオ、
今でも充分な性能(と思いますが)、絶対、付いていきますよ~。


◆スタッフコメント

きさ@Ge3です。

そろそろSPとAMPの限界が見えてきますよ。
まぁ「良く頑張った。」と褒めてあげるべきですね。
このクラスとしては異例な程の性能を発揮していた訳ですね。
でも、限界が近づいているのも事実だと思います。
次のステップは真空管式とフルレンジでしょうね。

「銀蛇DCケーブル」は芯線に純銀の単線を使用しています。
そのため、撚り線に比べると非常に脆く構造的にデリケートです。
添付の写真の使い方だと機器を移動させると曲がり過ぎで折れてしまうでしょうね。
商品ページの注意も改定しました。
性能と強度と価格の共存は難しいですね。^^;

Macの購入は少し待ってください。
確かに現状では最強のリッピングPCですが、それも変わってしまう可能性があります。

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