生に近いリアルさが迫ってきます(神戸さん)

新大地(大地2)届きました。レポートさせていただきます。

ケンウッドのスピーカーのベースとして使わせていただきました。
まず素晴らしいのは、音の分離が良くなり音像がクッキリと浮かびます。だた、その浮かび方がオーディオ的なリアルさではなく、生に近いリアルさが迫ってきます。ケンウッドは安価なスピーカーですのでフルチューンによりかなりのレベルまで持ってきてはいますが、どうしても品位というものは求められないところ があります。しかし、このベースを持ってくることにより、その品位が格段にあがります。
下手をしたら、イギリスBBC系やタンノイを越えるものがあります。
また、その品位は丁度いいバランスなのです。
たとえばケーコ・リーのボーカルを聴くと、全体的にゆっくりしたリズムとなり、丁寧な思い入れがこもった歌いぶりになります。鬼太鼓座 怒涛万里を聴くと、逆にスピード感があります。
ケーコ・リーでゆっくり聴こえるのに何故スピード感が出るかとおもい聴き込んでみると、太鼓を叩く手数が増えているように感じます。なかなかこのような体験はできるものではありません。
イーグルスのライブを聴くと、逆にかなりおとなしく聴こえるのですが、密度が高まっているようで滑らかに聴こえるようです。

オーディオ的な変化というよりは生に近い 木目の細かい再現に変化していくようです。
この変化の仕方は、かなりのレベルで凄いお金をかけないと出来ないような再現をいとも簡単に再現できる…これは只者ではないようです。