投稿者:COOBAさん
使用製品:大地2(販売終了)
*現在は後継商品の「大地8」をGe3 beyondで販売中です
こんにちは COOBAです。
本来、アタシはミニマ愛好家なんですが、かれこれ2年近く、SPから音出し出来ない状況でして、これはヘッドフォン環境下での特殊?レポートです。
以下、機器名称丸出しですが、不都合等ありましたら、適当に伏せ字にして下さい。
機器はデンオンDCD−S10(トランスポーターとして使用 サウンドデンでクロック交換済)→モデル(真空管DAC 球はムラードに交換済 その他 ジッター逓減等プラクト・サウンドでチューン済)→エアボウSR−SC1+SRM222P(STAX by逸品館チューン)というシンプルなものです。
各種Ge3グッズ及びケブタ(販売終了)・青Q(販売終了*)等のチューンは、一通り、実施済み。
聴くのは、中高年女性ボーカルとクラシック主体、たまにクラプトン、イーグルス、クイーン。
なおジャズやハードなロックは想定外です。
さて、2枚来ましたので、1.トランスポーター部 と 2.DAC+ヘッドフォンアンプの電源部の置台として使用。
各々、現行の置台(コリアンボード+レゾチップの下にミスティックホワイト敷き)と、「新大地(大地2)」を比較しました。
インシュレーターは、1はローゼンクランツのREX−で2はやはり金属系の弁慶ベース。
いずれも金属系のボードとは、相性が悪いという世評ですが、本当にそうか気になるところ。
新大地の表面は人工スエード?のようなものなので、大丈夫かな、どうだろ……。
さて、2005.11.11到着。
さっそく、ラック内にセッティング。
とにかく、ずっしりと重い。
チョット、腰に来ちゃいました。
皆さん 気をつけましょう。
1.以下、11.11当日〜翌々日の感想。
全体に、クロック交換したかのような情報量の増大と、電源強化効果にやや近いような音のしっかり感・実在感。
日頃良く聴く竹内まりや・ユーミン・太田裕美等のバックの演奏状況・アレンジングが今まで以上に分かる。
バックの楽器の質感・また効果音そのものが良く聞き取れる。
アレンジの色々な音が、特にストリングスなど重層的に重なる部分が理解でき、聞き取れる。
こういう編曲だったのかと楽曲の構成が分かる。
また、声自体も比較的やや単調に歌っていたと思えていた部分が、実はチャント気持ちを籠め或いは計算している。
同じフレーズでも微妙に歌い方を変えている。
やはり、プロの歌い手は違う。
また、何より声そのものが立っているというか、より立体的に三次元的に聞こえる。
ライブでは、表情が見えそうな位。
単調・単一でなく、重層的・複合的。
別の言い方だと、不思議だが、全体的に鮮度が上がったような印象。
もともと、球DACのおかげか、活き活きとした生っぽい(主観です。)音であり、音が悪いCDも結構、難なく聞けてしまうのだが、むしろ、録音が良くなったように感じるのは何故か。
ノリが良くなったという言い方でもイイか。
逆に、タメもハッキリしてくる。
クラシックでも以上と同傾向。
よく聴く小品物ではストラドの音色の違い・ビブラートの違い、奏者の個性等々 要は「演奏者の違い」みたいなものが明瞭に感じられる。
金属系インシュレーターとの相性は、クラシックは、CDによっては若干キツいような気もしないではないが、録音のせいかもしれない。
全体的には、特段問題ないように思います。
以上の感想は、装置に手を入れるたびに、多かれ少なかれ感じてきたことではあります。
が、改めて今更ながら、CDには色々情報が入っているなあと感心します。
更にまだ分解しきれてない所も、もやーっと聞こえるので、今後の改善の方向も分かる。
置台でコレほど変わるものか、いや、Ge3なら変わると、実は密かに期待していましたが、期待通りというか、それ以上の効果。
当方は、元来電気的でない音を求めてるのですが、現状は、まー、どっちかというと、女性系のサウンドだと思ってます。
そこから、例えばリサ・ライオンにちょっとは、近づいたかなという感じ。
以上、褒めすぎましたかね。
表現がオーバーだったかな。
でもそう聞こえるんですよね。
腰に悪い重たさ以外には、欠点は感じませんでした。
強いていえば、価格比ゴージャスさには欠けますが、そんなことを気にする人はGe3には来ないでしょう。
コリアンボード+ミスティックホワイトとの価格差はかなりのものですが、それを考えても、他の手段で同費用で、ここまで到達するのは難しいんじゃないかナー、というか、アタシには分からない。
→ と言うわけで、お薦め いい品だと思います。浮気しないで済みそうですしね。
ホントは、ここでお仕舞いの予定だったのですが、念の為、なじむのを待ってと思っていたら、以下のように、すごいことになっちゃったので、追記します。
2.以下6日目以降
何と言うか、ステージ=次元が上がってしまった印象。
分解能がどうのこうとか項目別に言うレベルではなく、全体に格が上がっちゃったというか、高品位な音。
何でこんなに変身しちゃったの。
うちのステレオじゃないみたい。
こうなると、この価格はまー、確かに高いけどさ、実は結構安いネと断言できますな。
もっとも、当方は、Ge3を多用しており、それが一気に花開いたのかもしれないですが……。
以上、長文&思い切り私見混じりの駄文(当然当社比です……。)でした。
最後まで、ご一読くださった方、有り難うございます。
なお、相変わらずデジカメ無しの原始人につき、写真なしです。ご容赦下さい。
* 現在は後継商品の「Project Q2」を販売中です。