防守のレポートです。2セット6枚使用。
DVDプレーヤー、ABS-9999、DAC、AVアンプで試しました。
とりあえず、1枚をそれぞれに、順番に使用してみました。
まず効果の出方ですが、取ったり外したりで直ぐに変化するのでなく、1〜2分して、ぐぐっと効いて来る感じでした。
効果の度合いですが、デジタル、アナログ単体の機器よりも両方を備えている機器の方が、効果は大きかった。
1番がプレーヤーとDAC、次にAVアンプ、そしてABS-9999でした。
- ABS-9999:デジタルケーブルの入出力端子あたりの天板の上に置きました。
音の輪郭のチリチリしたようなものが取れ、少しなめらかで静かになったようでした。 - DAC:デジタル入力端子あたりの天板の上がよかった。
音のピントがバシッと合う感じで、輪郭が消え、密度の高い塊になったようです。
ボーカルのやさしさと、きめ細かさがとても心地よいです。 - DVDプレーヤー:電源入力とデジタル出力端子の位置がほぼ同じで、その付近の天板の上が良かった。
DACの時と似た感じにプラスして、情報量の多さというか、これまで聴こえなかったというか、気が付かなかった音や、空気感が感じられます。 - AVアンプ:7chアナログIN端子とDAC回路があるあたりの天板の上
音が鮮やかになったみたい。あと低音の深みと低音の空気感?というような初体験でした。
1つずつ試したのを、今度は全部に設置して、さらにDVDのディスプレーの前、アンプのディスプレーの前は設置が難しかったので、ディスプレーの上あたりに1つ。6枚全部使いました。
設置して時間が経つほどすごくなっていきます。単純に感想を言葉にすると、電源ノイズと信号ノイズを徹底排除した時のような表現になってしまうみたいな気がしますが、実際にはかなり違う雰囲気です。初体験です、表現が難しいです。
先程も書きましたが、ボーカルの優しい質感が未体験、感動的です。かどが丸い感じでなく、100万画素が、500万画素になり、さらに色数が何倍にもなったような状況で、とにかく音の輪郭のようなワザとらしいものが全く感じられないです。
あと楽器の演奏のメリハリの表現がいいです。特に打楽器で演奏のキレやメリハリの表現を感じたのは初めてです。
そして今まで気付かなかった音が次々聴こえてきます。「土と水」でしたっけ?・・あの蝉の鳴き声に相当するような音が、遠い所から、頭の上からいろいろ現れます。
多分、防守の独特な所は有機的な鮮明さだと感じます。そして空間や空気の揺れ、広がりを肌で感じられるようで、しかも大きかったり小さかったり、強く弱 く、早く遅く、水の波紋を見るみたいにはっきり感じます。高音ではよくありますが、中低音でこんな感じ方は今まで無かったです。
私がオーディオに目覚めたのは6〜7年前なので、アナログとデジタル、デジタルノイズ等はあまり気になりませんでしたが、こういうものを体験してしまうと、奥の深さを感じます。
最後に、せっかくDVDに使ったので、画質のチェックしてみました。
色鮮やかさにビックリ、でも色が濃くなったという単純なものでなく、質感や肌理が細かいですし、動きが滑らかに感じました。
こんな事なら、もう1セット買っとけばよかった(4枚で十分と思っていました)。
まだまだ気になる物がいっぱい出てくるようですね、期待しています。