投稿者:MK@兵庫さん
使用製品:防守(販売終了)
今回の試聴では、通勤時に使用しているポータブルプレーヤー(TOSHIBA gigabeat)とメインシステム2通り実施してみました。
<ポータブルプレーヤー>
ハードディスクでの動作であり多量のデジタルノイズがのっていそうで、またイヤホンによる試聴なので一番効果が期待されるところ。
なお、本体の側面には1cm×3cmほどの大黒(販売終了)を2箇所、また、イヤホンは量販店で適当に買った数千円のものですが、上流・下流ともに5cmほどの大黒とプラグおよび本体部分に青Q(販売終了*)を施工しています。
これだけで大幅にグレードアップしました。
特にイヤホンのGe3効果は素晴らしく、イヤホンでの音楽鑑賞に目覚めてしまい、わざわざ高価なETYMOTIC RESEARCH ER-4Pを購入しましたが安物のほうが良いくらいです。
これは恐るべき効果です。
さて3枚ある防守をプレーヤーの下に引いたり、上に置いたり、機器を挟み込んで見たり何通りか試してみました。
いずれも音像が引き締まる分音場がやや狭くなります。
しかし、特筆すべきは音楽の浸透力です。
これは言葉での表現は難しいし誤解もされやすいのですが、音質の変化以上に音が染み渡る力がアップし、音楽の世界に入りやすくなりました。
使用枚数ですが総じて枚数はあまり関係ないように思いました。
機器が小さい分1枚で十分機能を果たしてくれるのでしょうか。
<メインシステム>
CDプレーヤー及びDAコンバータに様々なパターンで防守3枚をのせてみました。
効果の程はポータブルプレーヤの時と同様です。
当方ジャズボーカルをよく聴き、歌い手の声質を向上させたいと考えるのですが、器楽(特にベースとドラム)のアタック感と分離が明瞭になり、結果的にボーカルの良さが引立つといった感じが顕著に見られました。
防守3枚の置き方ですが、CDの読み取り部に1枚、DAコンバータのデジタル入力部に2枚配置することで落ち着きました。
プレーヤの表示部からのデジタルノイズが音質に悪さをすることは以前から聞かされており、今回も期待したのですが、思ったほどの効果はありませんでした。
また、アース処理は機器にまとめて取り付けてみたり、要石に接続したりしてみましたが、こちらの方はさしたる効果を確認することはできませんでした。
*後継商品の「Project Q2」を販売中です。