パソコン内部に吹き荒れる電磁波の嵐を鎮めてくれる(埼玉・HISAさん)

防守を始めてエンポケで見た瞬間から、これはパソコンに入れるときっといいだろうと思っていましたので、防守の人柱に応募して試してみました。

うちでは、パソコンのDelta44というサウンドカードからアナログで出力し、Future2000というパワーアンプを経由してPioneer SA4 spiritで聞くというような構成になっております。

防守の配置に関しては、パソコンのケース内でいろいろと変えて試してみて、以下のような配置になりました。

  • CPUとマザーボードのヒートシンクの間
    CPUとマザーボードの間の防守
  • サウンドカードの上
    サウンドカードの上の防守
  • 電源から出ている使用していない給電ケーブルの束の上
    給電ケーブルの束の上の防守

防守の効果がもっともはっきりとわかったのは映像でした。
CPUとマザーボードのヒートシンクの間にはさんだ防守の効果が最も大きいと思うのですが(これがちょうどCPUとグラフィックカードの間を遮るように配 置されるかたちになっています)、パソコンの液晶画面(DELL 2405FPW HAS)から明らかにジラツキがきえてスッキリとした画面になりました。防守設置前よりも白がはっきりと白く見えますし(防守設置前は白が若干黄ばんだ白 のように見えていました)、壁紙に使用している写真(1900×1200)もきめ細かく実在感を持って見えます。そして、なによりも、画面を長い時間見て いても目が疲れなくなりました。
Pentium4 2.4GHzという今となってはかなり低速な部類に入るCPUですが、こんなあまりノイズの出ていなそうなCPUでも大量のノイズがグラフィックカードに降り注いでいたのが良くわかりました。
効果は即効で現れますし、この違いは誰が見てもはっきりとわかると思います。

音に対する防守の効果に関しては、パソコン内部に設置した全ての防守があわせ技(ケーブルの束とCPUから出るノイズを押さえたのと、ノイズ全般のサウンドカードへの侵入を押さえたこと)で効いていると思うのですが、これらを置くと確かに音楽が「静か」になります。
何が変わったのかと防守をとったり置いたりしてみましたが、最終的には、防守設置前はやはり何かの音楽情報以外の情報の混じった音を聞いていた(そのために音量が少し大きく聞こえていた)のだと納得しました。
防守の設置後は楽器などの空間的な配置が前よりもはっきりとわかるようになりました。
深夜に仕事から帰ってきてよく小音量で音楽を聴くのですが、防守設置前よりもアンプのボリュームを(少しだけ)大きめに設定して聞いています。
ボリュームを上げたはずなのに、以前よりも静かに音楽を聴いているという印象です。
(僕が心地よく聞けているだけで、実際には、隣家では少しうるさくなっているのかもしれませんが・・・汗)。

パソコン内部に設置した防守に関しては期待通りの成果がありました。
防守はパソコン内部に吹き荒れる電磁波の嵐をきっちり鎮めてくれています。

パソコン内部以外にも、

  • アンプのトランスの上(アンプのケースの上から置いただけです)
  • ラインケーブルやスピーカーケーブルの端子の上
  • 車のCDプレイヤーの周辺(上部もしくはディスプレイを覆うように設置)

スピーカ アンプ

などで防守を試してみましたが、我が家ではパソコン内部ほどには防守の効果は感じられませんでした。
アンプに関してはパソコンほど気軽にケースを開け閉めできる状態になっていないので、横着して、ケースを開けていないのが原因なのかもしれません。
車のCDプレイヤーの周辺に防守を設置した場合に関しては、確かにパソコンで得られたのと同種の効果があると感じられるのですが、そもそも車内は音楽以外 の音(ロードノイズ、エンジン音等)に満ちあふれているので室内ほどはっきりとした効果は感じられ無かったのだと思います。