CD用響 人柱報告
CDプレーヤはマランツのスイングアームタイプです。
「CD用響」の造りですが、皮に勾玉状にカットしたケブタフェルトを埋め込んで、裏面は透明な軟接着シートになっています。
また、周囲5箇所に小さな円形の耳が取り付けられ使い勝手が良いですね。良く工夫されています。
従来のGe3製品の手作風味?ではなく立派な工業製品になっています。(笑い)
付属のCDに貼り付けて保存する方法も良いですね。
取付ですが、ほぼ中心に置き、耳の部分で微調整して、指で回す様に圧着しました。
あそーさんが提案したローラも探して購入予定です。
CDケースに入れたままの状態で「響」を取り付けるのがやり易かったですね。
あと従来からCDは演奏前にカメラ用のブロアー(ゴム製)で埃を飛ばしてからCDプレーヤーに入れています。
「響」の粘着力維持にも有効です。
「響」の接着力ですが、手持ちのCDで色々試してみました。通常の銀色のCDについては、弱からず強からず良い塩梅です。
これより強くすると信号面が剥がれる惧れがありますね。
CDの裏面が赤白青の塗料?が塗られているタイプも若干粘着力が落ちますが、問題ないです。
ただ手持ちのCDレーベルの中で「SONY」と「SCRIBNDUM」は貼り付け出来なかったです。
SONYの場合CD面に演奏家のpictureが印刷された物や塗料が塗られているものも全滅でした。
多分塗料かインクの質に原因があるようです。
SCRIBNDUMは指揮者ののpictureが印刷され、表面がザラザラして付かないようです。
まあ20枚程度ですので気にしていません。^^
お気に入りのCDについてはCDRに焼いてみようかと思っています。
さて肝心の音質についてです。
音がぐーと落ち着きます。音の厚みが増しますね。音楽がゆっくり聞こえます。
音の奥行きが良く出ます。
音を文字で表現するのは難しいのですが、例えばJAZZの演奏で、各演奏家の音がバラバラだったのが息が合うようになった
と言う感じです。
このため音が落ち着いたという印象になるのでしょう。
音が五月蝿くなく音量を上げて聴きたくなりますね。
今回、取敢えず10枚ほどCDを聴いたのですが、「BLUE NOTE」盤が特に印象に残りました。
ブルーノートのJAZZについて従来から以外に再生が難しいと思っていました。
下手をすると音が団子状になりやすく、音の分離が悪く聴こえることが過去ありました。
オーディオ装置の改善の度に良くなって行った経緯があります。
今回もシンバルやベースの残響がちゃんと分離し楽しく聴いていられました。
さて音がゆっくり聴こえるという事ですが、自分なりの感想として、ストレス無く音楽に没入して、
充実した濃密な時間経過を感じることの結果であると感じます。
とりとめのない感想となりましたが、「CD用響」は期待を裏切りませんでした。
追加レヴューです。
1.CD用響の掃除
取敢えずガムテープを使用しました。
透明シリコンのためそんなにくっつきませんが、それだけに作業しやすいです。
掃除の結果あっさり、粘着力回復しました。
2.CDレーベルの粘着力調べ追加分
COLUMBIA輸入版のマイルス・デービス通常版は問題なく貼り付きました。
ピクチャー版は駄目でした。
COLUMBIAレーベルはSONY傘下なのですが?面白いですね。