先行予約していたGe3の電源ケーブル「龍隆」が届きました。
ちょっと興奮状態が残っていまして写真も撮っていないのですが、取り敢えずの感想です。
1.ケーブルは銀色のシールド皮膜でカバーされていまして、木箱がくっ付いています。中には「雷智」が25個内蔵されているようです。
ケーブルは良く曲がるので取り回しは楽です。木箱は安定した場所に置くのが良いので、木箱のネジをゆるめスライドさせて適当な位置に移動させて、「大地」の上に置いています。
因みに比較対象はXLOのReference2にQシートテープ、「雷智3」、雷智2個を取付た物です。
2.さて肝心の音ですが、やはりトレーニングが必要ですね。
取付後5,6時間では本領が発揮できていなかったですね。
ただこの状態でも低音は量感豊かにかつダンピング良く飛んできます。トレーニングは3日程かなと思っていましたが、半日後、トレーニングのためにモーツアルトと思い、ムラビンスキイの1965年のライブ録音のCDをかけていました。
ン...音が変わって来ている!
次のシベリウスに変わったあたりから弦の音が冴え冴えと鳴り渡り、金管が咆哮し空間に広がります。シンバルの音が飛び散って行きます。一つ一つの音が色彩鮮やかに鳴り渡ります。
ちょっと呆然としました。我が家では今まで聴けなかった音です。
こんな音が聴きたかったんですよ!
オーディオ的にはダイナミックレンジが広がった、全帯域ハイスピードになった、空間描写も拡大したと言う事なのですが、何より生き生きと音が輝き、生々しいです。
んんん。良くなるのは解っていましたが、ここまでとは、想像以上の音でした。参りました。半年待った甲斐がありました。^^
なるほど、何十万もする電源ケーブルを購入する方の気持ちが解ります。僕自身の金銭感覚からすると高額な買い物なのですが、この音を聴くとバカ安なのではと思ってしまいます。
Ge3製品はちょい聴きでは真価が解らないのですが、製品貸出サービスで自宅視聴できます。論より証拠で一度視聴をお勧めします。
2日目以降の続きです。
2日目になり、音抜け(特に高音)がぐーと向上しました。
3日目は更に音が落着きましたね。
今後もちょっとづつ変化はあるはずですが、概3日ほどでほぼトレーニングは終了ですね。
この状態での音の印象ですが、健康的で明るく暖かいです。
ちょうど陽だまりの中にいるような心地良さです。
プリアンプだけでこの効果です。CDプレーヤーは電源ケーブール固定式なので駄目ですがパワーアンプ等にも導入したくなります。
予算の関係で来年かな。^^