【大地6/礎】音に立体感があって余韻がきれい

投稿者:appale@愛知さん
使用製品:大地6(販売終了)
*現在はバージョンアップした「大地7」を販売中です


appale@愛知さんのAudio情報

AMP デノン:PM2000Ⅳ
CDP マランツ:CD6004+NS441D(レクスト社チューニング製品)
SP ローゼンクランツ:Magic1
SPケーブル ローゼンクランツ
ピンケーブル レクスト:ラインケーブルZ-LNC01 RCA 1.0mペア
電源ケーブル AMP・CDP→どちらもローゼンクランツ
インシュレーター AMP→ローゼンクランツ
CDP→レクスト:レゾナンス・ピット・プレーヤー


長らくお借りしている大地6の、お試しのレポートをお送りします。
今回は、大地単体のレビューではなく、礎(販売終了)とのセットでの試聴ですので、相乗効果があるという前提で報告させていただきます。

まず見た目は、なんといっても朱い縁取りがかっこいいですね!
最初は逆に設置してしまっていましたが・・・)

当初、きささんからは、スピーディーになるよ、と伺っていましたが、わが家ではそのような傾向は感じられませんでした。
むしろ、それとは逆の傾向かもしれませんが、タメというか粘りが感じられるようになり、イメージとしては、力士が土俵入りでえいやっと四股を踏むかのような腰の入った感じになりました。

AMPとCDPへの礎のおかげで、リズムやタイミングは合っているので、これまで速すぎた印象の音が、しっとり余裕を持った音色に変わったのかな、そんな懐の広さを感じさせる音が響いています。

というわけで、スピーディーとは逆の結果になりました。
さらに、リアルな感じはいっそう増し、Ge3製品を加えるごとに良くなっていくなぁと実感(^^)。

別れが惜しいですが(>_<)
雷智5ブレーカ用(販売終了)の導入の方が必須のような気がするので、まずはそちらを検討したいと思います。
今回は、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
礎よりも、雲泥の方がスゴイなら、さらに迷うなぁ。

最後に、うちの嫁さんの感想もお知らせします。
僕よりも、ずっと音を聴き分けるGe3値が高い気がするので(^^;)

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打ち込みの低音はボコボコ曇るんだけど、インコグニートとかお金かかったバンドの低音やバスドラの低音はなかなかよくて、すごくファンキーというか、跳ねてる感じがした。
今まで聴いてたアルバムだけど、一番インコグニートがかっこよかった。
相変わらず夏木マリはシブいけど。
椎名林檎の新しいアルバムの音も、生のゴリゴリした音がよくわかってなかなかいいわ。
バイオリンの響きもきれいだった。
クラシックは聞いてないからわかりまへん。
ロックとヒュージョン系が得意?
まだよくわからないけど。打ち込みの低音が安っぽいことはわかった!


きさ@Ge3:

良い耳Ge3値と言うよりも、効き方のポイントを奥方の方が心得ているようですね。
appale@愛知さんが「少しでも変わりようをひろ〜く聞こうとしている」のに対して、「自分の好みのポイントに焦点を正確に合わせて、気負いなく聞いている」そんな違いを感じます。
お二人の言っている事はどちらも正確だと思いますよ。
言葉の心像での意味が違うだけですよ。\(^-^)/
多分、同じ変化を一緒に聞いても、僕にはスピーディーに聞こえるのだと思います。
実は、僕が一番スピード感を感じる音というのは自然界の音なんです。(笑)


appale@愛知さん:

返却する前の、最後の感想をお知らせします。
大地のトレーニング期間が終わったからだとは思いますが、低音がスキッとしたキレのある音になりました。
梅雨時のような湿り気を含んでいた重い低音が、カラッとした晴天のような見通しのいい低音に変わりました。
ボリュームを上げるとぼわついていた低音も、破綻することなくキレのいい音を聴かせてくれます。
いやぁ、何とも聴いていて気持ちがいいです。
子どもたちも、「音がおっきい」とは言いながらも「うるさい」とは言わず、大音量の中で楽しそうに踊っていました。

最後、大地と礎を外して元のセッティングに戻した時の音は・・・
「なんと平べったい音か・・・」(T_T)
大地と礎の相乗効果がもたらした効果は、「礎」が高音域をきれいで滑らかな音に、「大地」が低音をカラッとした心地よい風圧の音に、つまり上下(高低)の薄らいでいたグラデーション部分を色濃くしてくれたようなイメージですね。
何度も聴いてきたB’zのアルバムでは、バックバンドが上手だなぁって再認識できました。

大地と礎を外してから、改めて音に立体感があって、余韻がきれいで、うまみたっぷりな音だったことを実感。
とにもかくにも、リアルな音像でした!
音って、良い方向への変化よりも、悪い方向への変化の方が如実に分かるものですね。

最後、梱包前に、しらふの状態でもう一度大地の上に乗ってみました。
僕は最初はすぐにわからなくて、嫁さんに試してもらいました。
15秒ほど経ってから、「うわ、気持ち悪っ」との感想。
どんな感じかと聞けば、「遊園地の鏡張りの部屋に入ったような感じ」「坂道を下っているような変な感じ」ということでした。
僕も再度乗ってじっとしていたら、ようやく分かりました。
「トランポリンで跳ねた後、地面に立った時のような感じ」がしました。
この感想は、嫁さんも「うん、わかるわかる」と言っていました。
不思議な感じにさせる、きっとそういう何かが大地には入っているのですよね?
それにしても、嫁さんの方がやっぱりいろいろと敏感ですわ(^^)。

今回は、どのアクセサリーから導入するか、まだまだ思案中です。
雷智のブレーカ版、雲泥、礎の新型?など、どれからいくか楽しみながら迷わせてください(^^;)


きさ@Ge3:

ウンウン、”大地6”では、そんな低音を目指したのですよ。\(^-^)/
200年の吉野杉が倒れる時の風なのか音なのか判らないような「ふっ・・・」という、乾いた低音なんです。
重い低音には、昔からあまり興味が無いのですよね。(笑)

性能は少しだけ落ちるけど普通ボードとは雲泥レベルの『大地』は自作バージョンもあります。
BBSで「自作は?」って質問して下さい。
質問が「よいしょ!」なんです。^^;

『大地6』に乗った時の気色の悪さは、「大地」の中身に関係があるのでは無く、「大地」が振動を完全に遮断するために重力が変動したように体が錯覚するのが原因のようです。
エレベータに乗って下がるみたいでしょう?
実は離れて観察すると面白いのです。
乗った人の背が縮んだように見えるのです。(爆)

独特でゲゲゲな製品が多いので大いに悩んでくださいな。\(^-^)/

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