【要石25 機器用】薄っぺらくない実体感を伴った音

投稿者:HH@東京さん
使用製品:要石25 機器用(販売終了)
*現在はバージョンアップした「要石125」を販売中です。


初期型の要石4個を最新の要石25と交換していただきました。
車用、機器用、各2個です。
バージョンアップと銘打っているものの実質的には旧製品ユーザー対象の半額セールですね。
常に最新の研究成果を製品に反映させている企業の、旧製品ユーザーを大切にするポリシーはありがたい!
他のオーディオメーカーにも真似してもらいたいものです。
「可哀想やん!頼むからバージョンアップしてくれい!」なんて珍妙なキャンペーンタイトルも、いかにもGe3らしいです(笑)。

機器用
プロジェクター(ビクターDLA-X75R)とBDプレーヤー(OPPOBDP-103)に接続しました。
プロジェクターは要石15と交換。
プレーヤーは要石30(要石15×2)との交換です。
(写真は交換前)

プロジェクターは要石25の圧勝。
解像感、奥行き感、色のりが一挙に向上しました。
15から25へ、数から受ける印象以上の違いがあります。

BDプレーヤーに接続した要石25は、不思議なことに数値上では優っている要石30に明確な差を付けて優位性を示しました。
と言うか、要石30で感じていた不満が要石25で一挙に解消されました。

映画用の装置の音質に関してはほとんど興味がなかったのですが、2013年公開の『ローン・レンジャー』を見たことがきっかけで音質に不満を感じるようになり、その解決策を探っていたところでした。

『ローン・レンジャー』の終盤、それまでずっと貧弱で頼りない「ダメな弟」であり続けた頭でっかちの屁理屈男が、白馬にまたがった輝くばかりのヒーローとして再登場するシーンで、ロッシーニの『ウィリアム・テル』序曲が晴れやかにヒーローの登場を告げます。
ロッシーニの躍動的な音楽が颯爽とした大活劇にぴったりとマッチして、新宿ピカデリーで見たときには涙が出るほど感動しました。

ところがBDを購入して自宅で再生すると、前奏部の金管は満足できる音色で鳴るのですが、ヴァイオリンの深々とした音が聞こえない!
たいていの映画館の音は音量が大きいだけで歪っぽく自宅の再生音の方がはるかにマシだと自惚れていただけに、これは意外でした。
ネットワークが入っていないウーファーの高域が暴れているせいかなと思い、もっとまろやかで重厚な音が出そうなスピーカーへの買い換えすら考え始めました。

このような状況下で幸運にもたまたま「可愛そうやん!キャンペーン」と巡り会い、ものは試しと要石25をつないでみたところ、上記の不満はほとんど解消してしまいました。
ヴァイオリンのG線(ヴァイオリンの最も低い音を出す線、「G線上のアリア」のあのG線です)の、深く豊かな響きがきちんと再生されるようになりました。
薄っぺらくない、実体感を伴った音です。

楽器の音だけではなく、同じシーンのガトリング銃の発射音も非常にリアルになりました(実物を聴いたことはありませんが)。
ガトリング銃の銃声が、実は一発ずつ空気の膨張によってもたらされる破裂音であるように聞こえます。
そして弾丸が鉄の機関車、ガラスの窓、木質のテーブルに衝突したときの音もそれぞれに生々しく、思わず体を動かして飛散する破片をよけてしまいそうになります。


HH@東京さんの「要石25 クルマ用」レビューはこちら

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