BBSへご投稿いただいたレビューを転載します。
投稿者:Kata@長野さん
使用製品:地球独楽・弐(販売終了)
最近、音質があんまり向上していないなぁ〜、と思い、何かネタはないか(w)と過去の記事を眺めておりましたところ、HHさんの「地球独楽・弐」の記事が目に止まりました。
「地球独楽・弐」をSPに貼るチューンってそんなに音質が激変したかなぁ〜?
と思いながら、記事を読み進めていくとなんだか凄そうですw。
実はGe3で遊びはじめた初期に、お試しできささんから送られてきたアイテムの中に「地球独楽・弐」もあったのですが、805Dに貼っても今一つ音が気持良くなく、直ぐにレガシィに貼り直して「こりゃスゲー!!」と喜んでいたのでSP用のチューンアイテムとしてはしっかりと試したことがなかったのですw。
805Dは箱鳴りも含めて音作りがされているSPですので、「地球独楽・弐」を貼ってしまうと音のバランスが崩れてしまうことは、今となっては分かるのですが、当時は初心者もいいところでしたので当然分かりませんでしたw。
そんなわけで、きちんとやってみるかと、武兎の袋のついでにポチってみましたw。
ええ、「武兎の袋」入手がメインの目的でしたw。(前置き長すぎw)
「地球独楽・弐」が届き、説明を読むと、どこに貼っても良いとのことでしたので、最初はDS−66EX(KRELL LAT-1000と比べてはいけませんw)の向かって内側の側面に貼ってみました。
「あれ、なにか音が違う!?」
音像は締まって小さくなったのに、音場のアコースティック感が増しています。
音像の粒立ちやエネルギー感も強くなったように感じます。
ただ、左右のSPの内側の空間の音質は上記のような変化があったのですが、SPの外側の空間の音質は従来のままなので違和感があります。
そこで「地球独楽・弐」をSP正面のバッフル版に貼り直してみました。
「!!」これはすごい変化です!。
音の立ち上がりの速さとその力強さが全く違うw。
部屋の空気が震える!。
アタック感の強い音が体を突き抜けていく!。
アコースティック感も更に増し、曲によっては体の後ろから音が聞こえてきます。
音像の締りも大幅に良くなっているんですが、エッジがきつくなったわけではなく、エッジをぼやけさせていた余分な音の震えが無くなった感じです。
それに伴い、音からスピーカー臭さが減少し、生音感が感じられるようになりました。
生音が持っているあの立ち上がりの速さ、芯の強さ、濁りの無さが出てきました。
これが「スピード感」というものなのでしょうか?
(正直なところこの言葉の意味をあまり良く分かっていませんw)
バッフル版に「地球独楽・弐」を貼ったことによって、バッフル版から発生していた余分なノイズが減少するとともに、バッフル版がちょっとやそっとでは動かなくなったことから「茅蜩・鼓粒」のようなマスダンパー効果が出て、SPのコーンが正確にストロークするようになったのかな?なんて想像しています。
「地球独楽・弐」もっと早く貼っておけば良かったw。
◆スタッフコメント by きさ@Ge3
>バッフル版に「地球独楽・弐」を貼ったことによって 〜 なんて想像しています。
これは正解だと思いますよ。
コーン以外の振動が無くなって雑味はもちろん定位や音場感が良くなるのはオーディオ的には「音離れが良い」と言うみたいです。
さらに定位が良くなると、空間がポッカリ浮かぶようになると「SPが消えた」とも言います。