「今」に集中する

更年期なお年頃のせいか、身辺の変化のせいか、どうしようもない不安に襲われた時期があった。
本当に押し潰されそうなぐらい苦しかったのだけど、何とかそこから抜け出そうと、不安に思うことを一つ一つ考えていった。
そもそも考えても仕方のないこともあれば、自分が行動しないと解消しないこともある。
分析の結果、自分のやるべきことが判ってからは、今に集中するということをより意識的にするようになった。

その後しばらくして、またまたタイムリーな話題をヨガのマスターレッスンで聞くことに。

不安や心配、後悔などは、未来のことか又は過去のこと。
つまり「今」ではないことに意識が向いている。

そういったネガティブな感情は脳の扁桃体が作っているので、扁桃体をコントロールする前頭葉の機能を高めることで鎮静させることができるのだとか。
そして、前頭葉を鍛えるには瞑想が効果的だということが、脳科学の研究でも明らかにされているそう。

どうしようもない不安から自ら脱出できたのは、瞑想をしていたおかげかも。
そして、最近は「今に集中する」ことが、以前よりずっと上手くなってきたように思う。気持ちの切り替えとかも。

あと、何でも抱え込んでしんどい思いをすることがなくなった。(^_^;)
自分がやるべきことと別にやらなくていいこと、今やるべきことと今はやらなくてもいいこと、といった区別があまり悩まずに決められるようになった気がする。

以前はあれもやらなきゃこれもやらなきゃって、気持ちばかりが焦って今に集中できない、だからなかなか物事が片付いていかないという感じだった。
しかも、自分がやれる範囲(能力とか時間とか)以上のことをやろうとして、知恵熱出すこともしょっちゅう。(^_^;)
根性で乗り切ろうとしてたんだろうな。(・・・これってある意味「昭和」?)

最近は自分がやれる範囲を冷静に判断して動けるようになってきたかなぁと。
その分、人に求めることも落ち着いてきた(キツくなくなった)かも。たぶん。(^_^;)

 

集中瞑想、観察瞑想、イメージ瞑想、最近よく聞くマインドフルネス瞑想等々、瞑想の種類は数え切れないほどあるみたいだけど、自分に合った方法を探して日常に取り入れると、ストレス軽減どころか、きっと予想以上の変化が訪れるんじゃないかな・・・