うちのダンナはなぜか、女性のヘアスタイルやメイクに敏感(?)である。
TVを見ていたり、街中でも「あれは何とかならんのか」としょっちゅうブツクサ言っている。
ダンナが引っかかる人たちの共通することは、たぶん「昔のまま」なのだと思う。
想像するに、昔、メイクを覚えた頃、或いは若くて可愛かった頃、モテていた頃のヘアスタイルやメイクを何十年ずーーーっとそのまま続けているのだと思う。
服については、買い換えれば自動的に今風のアイテムになるのだろうけど、ヘアやメイクは自分で変えないといけない。
今のテイストを取り入れるには、勉強して自分の持っている情報を更新することが必要なのだ。
ファッションの世界では「流行は繰り返す」と言い、10年前、20年前に流行った服がリバイバルすることはよくあるが、決して昔のままではない。
必ず今のテイストが加わっている。
昔の服を引っ張り出してそのまま着たら・・・間違いなくダサイオバサン。(^_^;)
やはり情報の更新は必要である。
見た目の話だけではない。
時代とともに人の感じ方や考え方も変化していく。
そういうところも意識していないとコミュニケーションに問題が生じるだろう。
今年(2018年)、芸能界やらスポーツ界やらで次々とメディアに取り上げられたハラスメント問題もそうだろう。
今までそうだったから、何も考えずにそのまま続けている。
情報の更新がなされていないのだと思う。
仕事についてはもっと深刻だ。
私が以前やっていたどの仕事でもそうだった。
版下のレイアウトだったり、建築デザインだったり、ウェブのシステムだったり、いずれにしても常に技術の進歩があり、流行がある。
学校で習ったベーシックなことは普遍的なものが多いけれども、書換が必要なことがあるのも事実だ。
ましてや仕事で実践していくには常に新しい情報をインプットする必要がある。
先日行った整形外科での話もまさにこのことだけど、あらゆる仕事で必要なことのはず。
古い情報のまま仕事し続ければ、いつか価格競争の波に飲み込まれていくのは目に見えている。
だけど、常に情報を更新して自分の仕事に付加価値をつけていけば、収入アップにも繋がるはず。
人生いくつになっても勉強が必要ということだと思う。
まぁ、嫌ならしなきゃいいだけで・・・どっちを選択するかは本人の自由だから。
で、どっちを選ぶ?