Ge3本社のオーディオシステムのご感想をいただきました。
投稿者:appale@愛知さん
※写真を撮り忘れてしまい,アップできず申し訳ないですが,きささんが撮影後にアップしてくれることを願って(^^;)
まずは,というか真打ちの鬼太鼓座から。
僕も鬼太鼓座のCDを持っているので,いやでも自宅システムとの比較になります。
「ちょっと大きな音で鳴らすよ~」というきささんの一声をきっかけに再生。
――鳴り始めた音。自宅で聴くよりも大きめの音量。
――三味線の立ち上がりから,徐々に実在感が増してくる。
――音量と音圧が上がると共に凄みが増し,26秒くらいに太鼓を打ち鳴らす激しい音。
――ドドン! と空間を震えさせる鮮烈な太鼓の音!
この瞬間,もう笑ってしまいました!!
人間,びっくりしすぎてしまうと,つい笑ってしまうことがありますが,まさにこれですね。
もう,あっけにとられてしまいました。
きささんが何度もコメントしている,「見える」ということがよくわかりました。
――正面やや左側の等身大の高さに太鼓があり,ばちを振り下ろす様が見える。
――その後ろの太鼓の位置も見える。
――皮の張り具合,硬そうな感じも見える。
――その後,かき鳴らされる三味線のばちの音も,痛いくらいの音圧で迫ってくる。
まさに「見える音」「音像がそこに在る」という世界で,奥行きも,高さも,演奏者の形もくっきりと見えます。
こんなの聴かせられたらいかんよ~って,心でつぶやきながら,きささんには思わず「ずるい!」って言ってしまいました。
まったくもって,リアルな世界です。
ほかに聴かせていただいた音源を簡単にまとめると・・・
―マリア・カラスは,大御所という雰囲気ではなく,気さくで陽気なたたずまいに。
―クラシック(曲名は失念・・・)は,小編成ものでしたが,大編成さながらの重厚感。
イ・ムジチ合奏団 2000年 ヴィヴァルディ:四季の”夏”です。
―ヒラリー・ハーンのヴァイオリンは,集中度・密度感の濃い音がセンターに屹立。
―ビル・エバンスとジミヘンは,古さを感じさせないリズミカルな装い。
―宇多田ヒカルは,歌の上手さがよりはっきりと鮮明に。
―イーグルスのホテルカリフォルニアのライブ版は,まさにLIVEそのもの。
―僕も大好きな上原ひろみは,ハイレゾとCDからのリッピングの聞き比べを。
「気」が入っているという「MOVE」は,ハイレゾは味気ないけれど,CDからのリッピングの音は,胸がざわついて落ち着かない気分に。
自分自身,このアルバムを聴く時は心構えをしてから聴くようにしているので,ここで聴いた時の衝撃は,「心揺さぶる」とでも言うべき魂を衝く音。
現在は5.1chの設定で,「これも2.1chにすると壁ができるんよ」ということで,5.1ch→2.1chにしてもらうと,途端にのっぺりした音にグレードダウン。
音が前面からしか聞こえず,「自宅で鳴る音に近い」という印象を受けました。
つまり,5.1ch再生には四方の壁をなくすというねらいがあるとのことで,オーディオ再生だけの観点で言えば,鮮明度はやや落ちるのかもしれませんが,音を楽しむという点では,絶対にこちらの方が聴いていて生々しいと思います。
その後,映像関連の音も試聴させていただきました。
映画は「ツリー・オブ・ライフ」で,音響面がいいとのことで試聴させていただくと,冒頭からネイチャー系のリアル感たっぷりの音で,見入ってしまいます。
映画館でそんなに映画を観ない自分でも,映画館よりもずっとクリアで,音割れ・濁り・ビビリのない,鮮明な音を堪能できました。
きささんいわく,「鬼太鼓座が鳴るシステムなら,どんなソースでも鳴る」という格言めいた言葉を,今回の試聴でしっかりと体感させてもらいました。
一般のユーザーでは,Ge3本社のような広い空間や天井高はあまりないかもしれませんので,単純比較はできませんが(わが家は12畳程度の広さと低い天井です),今回の試聴では,ハイエンドな機器は使っていませんでした。
ウーハーを鳴らすMcintoshのSP(型番はわかりません,すみません)は高級機ですが,それ以外はソニーのAVアンプとNAS,銀蛇LAN,リモコン操作代わりのiPadくらいなものです。
ただし,SPの足下は,「雲泥2」「吉野杉のSP台」「大地6(販売終了*)」と強固な縁の下が競演。
足下が本当にしっかりと固まっていれば,満足いく音が出るということがわかりました。
ちなみに,帰宅後に自宅システムで聴いた鬼太鼓座は,「かわいいなぁ」っていうこぢんまりした印象でした (T_T)
オーディオ用語はよく知らないので,感想主体のお粗末なレビューで恐縮ですが,もう,聴けば絶対にわかりますから!
* 現在はバージョンアップした「大地7」を販売中です。
センターchは使っていません。
映画を観ているとセリフがセンターに引っ張られるのが気持ち悪くて、フロント2chで聞くようにしています。
サブウーファは120Hzでカットで左右2つのSP(30cmx4 2台)を鳴らしていますが、音はモノラルでしょうね。
現在、メインで鳴っています。
別にAH!のPrimaLuna ProLogue 6とPrimaLuna ProLogue 3(プリアンプ)の計7台を持っていて、マルチAMP再生が出来るのですが、現在は出番が無くなっています。^^;
雲泥の上に乗っていてトルネード3のチューン済みです。
まだ中には手を入れていません。
正月中にでもやるかなぁ・・・すると、もっと良くなる!? Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
サブウーファを駆動しているCEC AMP3300です。
確か、このAMPのスペックは50wx2程度の出力だった筈です。
これで30cmx8のサブウーファを充分鳴らせています。
DAITONE DS-Z9で”ケブタエッジ以外のフルGe3チューンを施してあります。
吸音材を倶楽部員のモノに入れ替えて量も最適化したので、音の出方が全くオリジナルとは違います。
前に吊るしてあるのは、近く発売予定の「兎棒(販売終了)」です。
マルチAMPで駆動するためにネットワークを取り出して、新たに端子台を作った所でSONY STR-DN2030を入手しました。
そこからNetAudioにハマりました。(笑)
サラウンドのリアSPもフロント同じくDAITONE DS-Z9でフルチューン済みです。
足元は「礎(販売終了)」のみで「大地」は使っていません。
MCINTOSH XR290の全貌です。
今はサブウーファーとしてウーファ部のみ使っています。
大きいだけに迫力ありますよ。
(Ge3本社システムの感想:2 に続く)
きささん,たくさんの写真のアップ,ありがとうございます。
今さらながら,オーディオって楽しいですね(^^)/