投稿者:tao@東京さん
使用製品:箱 シナプス
「箱 シナプス」は、決してオーディオのための製品ではない。
Ge3は、その一連の製品について、その分類を「オーディオ」、「カー」、「ライフ」と三つに分けているが、「箱 シナプス」は「ライフ」に属する製品である。
ロシアによるウクライナ侵攻により大量のマイナス因子が放出されている。
その影響を受けて、多くの人々の脳はハウリングを起こしている状態となっている。
脳がハウリングを起こすと、正常な思考ができなくなる。
その脳内のハウリングを強制的に終了させるのが、「箱 シナプス」の目的であり、効用である。
「箱 シナプス」を起動させて、じっとその感覚を確かめてみた。
脳に与える影響というものについては、すぐに直感できるという感覚はなかった。
私の脳は、マイナス因子に対する耐性が強いのであろうか、あるいは感受性そのものが相当に鈍いのか・・・
「脳がすっきりとした・・・纏りついていたモヤモヤが晴れた・・!」といった、はっとするような変化はなかった。
「オーディオ用の製品ではないが、リスニングルーム持ち込んでみると、音楽の聴こえ方が変わってくるのであろうか・・・?」
「『箱 断断断』のようにリスニングルームに作用するということはないはずであるが、聴く者の脳の聴覚中枢に影響を与えることにより、音楽の聴こえ方が変わる・・・ということがあるのかもしれない・・・」
そんなことを妄想した。
そして「箱 シナプス」をリスニングルームに持ち込んでみた。
我が家のリスニングルームは8畳ほどの広さしかない。
さらにリスニングポイント後方には妻のアップライトピアノが置かれているので、さらに狭く感じる。
そのアップライトピアノの上には、正面から見て左側に「箱 断断断」が既に置かれている。
今回、アップライトピアノの上の右側に「箱 シナプス」を置いてみた。
真ん中には「額縁」があるので、シンメトリックな配置となる。
その見た目からは、なんだか神棚的な厳かさが感じられた。
さて、「箱 シナプス」をリスニングルームに置いたことにより、音楽の聴こえ方が変わってくるのか否か・・・少し時間をかけて検証してみた。
その答えは「YES」であった。
有り無し検証をオーディオの試聴を何度か繰り返すことにより行ったところ、「箱 シナプス」がある場合には、音楽の表情がより自然にのびやかに聴こえた。
ない状態では、どちらかというとオーディオ的な聴こえとなる。
「箱 シナプス」は脳内の聴覚中枢の演算処理能力を高めてくれる効果があるようである。
聴覚中枢の演算処理能力が上がると、より自然に、音の表面の細かな産毛すらもすっと聴こえてくるようになる。
「ライフ」の製品ではあるが、「オーディオ」のために使用する第二義的な活用方法もある「箱 シナプス」であった。