礎+大地試聴レポート(HHさん)

大地を試聴した際にGe3理論の正しさ(「意味」の持つ計り知れない力のすごさ)は充分体験したはずなのに、大地にを加えて音を出したときに驚いてしまったのはまだまだ未熟者の証拠かもしれません。

実は試聴に用いた礎が届く前に、旧礎と新礎を3個ずつ大地のまわりに並べていたのでした。しかし有意の差はなし。やっぱり周りに置くだけで音が変わるなんて常識的にあり得ないな、と妙に納得していました。

ところが今回、スピーカーの下に設置した大地のまわりに新礎を4個ずつ並べてみて、あまりの音質向上に笑ってしまったぐらいです。何がそんなに変わったかと言えば、

(1)周波数レンジが伸びた。より低い音が聞こえるようになった(感覚的にはざっと半オクターブぐらい)。高い方は耳の老化が著しいせいか、変化感じられず。

(2)分解能がさらに上がった。

そしてこれが一番すごい点ですが

(3)大地試聴レポートに書いた「楽器のまわりの空気」と自分のまわりの空気がつながった。

これは、試聴用ディスクの中でも特にTelarc Collection 6に収録されている『春の祭典』(レヴィ/アトランタ響)で顕著に感じ取れました。大型の打楽器がバンっと打ち鳴らされてから楽器と自分の間の空気を伝わって来る様子が感じられるようになりました。