■ きさの勝手に診断 A氏@東京さん その1
竜巻5号のお試しで写真を送ってくれたので勝手に診断しました。^^;
まずはスピーカーですね。
ALTECのSPですね。
良いですね〜
足元も問題ないし、良い状態で鳴っている方だと思います。
出来ればSPの足元が判る写真を送ってください。
追試しますので…
Ge3的にはツイータの足元の弱さが気になるところです。
「杉材の輪切り」などをツイーターの下に置くと、より鮮明になると思います。
でも、高域より低域の方に関心が強い方みたいなので
「まぁ良いのでは…」と思う次第です。
Ge3的にはツイータの足元の板のオススメは、
コーリアン・ボードだと鈍るし、タイル(セラミック)だとキツ過ぎると思います。
で、杉の輪切りがお勧めです。
適当に彫刻刀で削って安定させると良いですよ。
● 杉の輪切り
次に機器のラックの写真です。
スチールラックを使われているので強度のGe3値は119pです。
順当ですね。
でも、その上の白と黒の板でスポイルされてしまっています。
スチールラックの棚に使うのであれば、119p以上の性能が必要です。
それと、色々なところにダンボールのようなものが入って見えます。
それが101pなので、その上にコーリアン・ボードを使ったとしても難しいです。
「強い+弱い+強い」の構造は不安定な地層に似て、特定の振動で共振してしまいます。
ダンボールを外すとスッキリした低音になるかも知れません。
何かを敷くのであれば、影響の少ない薄い和紙とか布が良いですね。
もっとも一番のお薦めは、直接置くことです。
スチールラック+コーリアンの方が「雲泥」などを使う場合でも、性能を発揮します。
コーリアン・ボードが浮いて見えますが、何で浮いているのですかね?
それと気になったのは、機器と機器の間のダンボールです。
何らかの機器間の影響が気になるのですか?
これが振動して、音像の焦点をぼかしていませんか?
ラックに「竜巻5号」を使って全体のGe3値の向上が目的だと思うのですが、
これらの余分な振動がピントをぼかしているのかも知れませんね。
総じて、良いSPと機器を十分に使いこなされているのですが、
イマイチ納得されていないのは焦点なのではありませんかね?